アウディ新型クロスオーバーEV『Q4 e-tron』、スポーツバックと同時テスト…その違いが鮮明に

アウディ Q4 e-tron スポーツバック(上)とQ4 e-tron(下)プロトタイプ
アウディ Q4 e-tron スポーツバック(上)とQ4 e-tron(下)プロトタイプ全 17 枚

アウディが開発を進める新型のミッドサイズ電動クロスオーバーSUV、『Q4 e-tron』とクーペ版『Q4 e-tron スポーツバック』の開発車両を同時にスクープした。

今後のリリース順に言うと、VWグループの電動クロスオーバーSUVは、シュコダ『エンヤック iV』、VW『ID.4』、そしてアウディ「Q4 e-tron」となる。興味深いことに、これらには通常のSUVとクーペSUVの2つのバージョンが提供されることが確定している。クーペ版はアウディでは「Q4 e-tron スポーツバック」と呼ばれることになる。

アウディ Q4 e-tron プロトタイプ(スクープ写真)アウディ Q4 e-tron プロトタイプ(スクープ写真)
オーストリア・アルプスで捉えた両プロトタイプは、どちらも「MEB」プラットフォームを採用。2本のLEDデイタイムランニングライトを備えるシャープなヘッドライト、三角のコーナーエアインテークなど同じフロントエンドが見てとれる。

またリアエンドでは、水平基調のテールライトこそ共有するが、傾斜したルーフライン、急勾配のリアウィンドウなどスポーツバックとの違いが鮮明に確認できる。

アウディ Q4 e-tron プロトタイプ(スクープ写真)アウディ Q4 e-tron プロトタイプ(スクープ写真)
Q4 e-tron、及びスポーツバックには、3つのバッテリーと5つの出力が提供される。ベースはRWDと予想され、55kWhのバッテリーを搭載、リアのシングルモーターにより最高出力148psを発揮する。また上位モデルでは、AWDクワトロを採用、デュアルモーターを搭載し、82kWhのバッテリーにより最高出力306psを発揮。航続距離は510km(317マイル)と予想される。

Q4 e-tronのデビューは2020年内、スポーツバックは2021年で、共にドイツのツヴィッカウ工場でVW ID.4と一緒に生産予定だ。

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《APOLLO NEWS SERVICE》

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