山岳救助で活躍する『RAV4 5D アドベンチャー』、豊田自動織機が提案…東京オートサロン2021

豊田自動織機トヨタRAV4 5D アドベンチャー(東京オートサロン2021)
豊田自動織機トヨタRAV4 5D アドベンチャー(東京オートサロン2021)全 16 枚
豊田自動織機は、1月15日よりオンラインで開催された「東京オートサロン2021」に山岳救助をテーマとしたコンセプトモデル『RAV4 5D アドベンチャー』を出展した。

豊田自動織機は前回の東京オートサロンにて山岳救助車などの過酷な環境下で使用されるプロフェッショナルな車両を参考にして製作したコンセプトモデル『RAV4 3D アクセス』を出展。バックドアラダーやルーフトップ、業台・飲食用テーブルとして使えるスライドボードなどを備えたアクティブさで来場者の注目を集めた。

今回出展したRAV4 5D アドベンチャーは、過酷な現場で活躍するプロフェッショナルな車両をさらに調査し、山岳救助にポイントを絞り進化させたコンセプトモデルだ。5Dとは、3D-アクセスに、プロの行動に重要とされる隊員同士の情報の共有「意思疎通」と、離れている現場と拠点で同じ災害状況を認識できる「空間リンク」の2ディメンションをプラスしたもの。内外装のアイテム強化を図っている。

山岳地帯の悪天候時走行に耐える外装や足回りに加え、LiDAR、カメラ、ランプ、スピーカーなどを脱着入替可能なキューブユニットを搭載。有事の際、救助活動に必要なキューブをクルマ・人・ドローンに装着して使用する。また、悪天候時の運転を補助するAR機能や、スマホと車がリンクし、他車(他者)の動きを読み取るインターフェイス、他のマシーンを操作できるコントロール機能を装備。有事の際、確実にそして安全に現場へ突入し救助活動ができるプロ発想の車両に仕上げている。

《纐纈敏也@DAYS》

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