クラウンSUVと兄弟車の可能性、トヨタ ハイランダー の中国仕様を発表へ…上海モーターショー2021

トヨタ・ハイランダー 現行型(3世代目・中国仕様)
トヨタ・ハイランダー 現行型(3世代目・中国仕様)全 10 枚

トヨタ自動車の中国部門は4月12日、中国で4月19日に開幕する上海モーターショー2021において、『ハイランダー』(Toyota Highlander)の中国仕様車をモデルチェンジし、初公開すると発表した。

ハイランダーは、主に北米市場で販売されている中型SUVだ。現行ハイランダーは4世代目モデルで、2019年春、米国で開催されたニューヨークモーターショー2019で発表された。米国では、『RAV4』の上に位置するSUVとなる。

一方、中国でのハイランダーは、現行型のひと世代前の3世代目モデルが生産・販売されている。上海モーターショー2021では、このハイランダーの中国仕様車がモデルチェンジし、北米向けと同じ4世代目となって、初公開される予定だ。

なお、中国向けのハイランダーは、トヨタと広汽集団との中国合弁、広汽トヨタで現地生産されている。トヨタは上海モーターショー2021において、『クラウン』のSUV、『クラウン・クルーガー』を初公開する計画だ。クラウン・クルーガーは、トヨタと第一汽車との中国合弁、一汽トヨタで現地生産される予定。一汽トヨタの『カローラ』、広汽トヨタの『レビン』の関係と同じく、広汽トヨタのハイランダーと一汽トヨタのクラウン・クルーガーが、車台などを共有する兄弟車の関係となり、上海モーターショー2021で同時デビューを果たす可能性がある。

《森脇稔》

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