ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は7月14日、BMWモトラッドの中型ネイキッド『G310R』などのブレーキキャリパーに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは『G310R』『G310GS』『C400X』『C400GT』の4車種で、2016年9月20日~2019年11月13日に製造された3732台。
対象車両は、ブレーキキャリパーにおいて、ピストン摺動部の金属表面処理が不適切なため、表面に腐食が発生するものがある。そのため、摺動部の腐食が抵抗となり、キャリパーピストンの戻りが悪くなり、最悪の場合、ブレーキが引きずるおそれがある。
改善措置として、全車両、前後のブレーキキャリパーを対策品と交換する。
改善箇所不具合および事故は起きていない。ドイツ本国からの情報によりリコールを届け出た。