セルスター、受信性能2倍アップの一体型セーフティレーダー 3.7インチモデルを発売

AR-W87LA
AR-W87LA全 4 枚

セルスター工業は、受信性能を2倍にアップした、レーザー式オービス対応の一体型セーフティレーダーの3.7インチモデル「ASSURA(アシュラ)AR-W87LA」を9月より発売する。

AR-W87LAはフレネルレンズとフィルターの利点を組み合わせたセルスター独自のフレデリックスレンズを採用する。フレネルレンズ構造とは従来の光学レンズが持つ曲面を一連の同心円状の溝に置き換えたもの。同心円状の溝が屈折面として個々に働き、平行光線の光路を曲げて所定の焦点位置に光を集めることができる。これをフィルターと組み合わせることで、より広く(60°)、より遠く(約2倍の直線探知性能)離れた場所からでも誤警報を抑え、レーダー波を受信することが可能になった。

レーザー式オービスからのレーザー光の受信レベルは、強・弱2段階で判定し、テキストと効果音の強弱で警告。一般的にレーザー光の受信レベルが強い場合、自車位置から取締機の設置場所が近くなるので距離感などを把握できる。また、光学フィルターと同社独自のシステムにより、赤外線やレーザー光を使用した機器など誤警報となりやすい受信とレーザー式オービスからのレーザー受信を高い確率で識別。さらに別売の「AL-02R」をリアに設置し本機に接続すれば、後方受信した際に画面と音声で警告する。

また、無線LAN搭載でPCやスマホで投稿された取締情報などのポイントをリアルタイムで表示可能。毎月更新されるGPSデータや、セルスターが提供する最新情報も自動で更新し、画面上部にセルスターからの情報をテロップで表示できる。3.7インチ静電容量式タッチパネルは、スマホライクな直感的な操作が可能。ピンチイン、ピンチアウトによる地図の拡大縮小や、フリックで待受画面を選択することができる。さらに相互通信対応のドライブレコーダーを接続することで、レーダーに設定画面やカメラ映像を表示できるほか、レーダーでの操作も可能になる。

国内自社工場、自社生産による日本製で3年保証付。本体サイズは幅112×奥行19.4×高さ66mm。価格はオープン。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ゴツすぎる…だが、それでいい!」日産のハイパワーSUV『パトロールNISMO』発表に、日本導入にも期待の声
  2. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  3. 新型ランチア『イプシロンHF』発表、280馬力EVで0-100km/hは加速5.6秒
  4. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  5. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る