レクサス LC、一部改良で乗り味を深化…足回りを最適化

左:LC500コンバーチブル(北米仕様)/右:LC500(北米仕様)
左:LC500コンバーチブル(北米仕様)/右:LC500(北米仕様)全 6 枚

レクサスは、フラッグシップクーペ『LC』を一部改良し、11月以降(予定)より販売を開始する。

LCは2017年の発売以降、独創的なデザインや優れた走行性能を実現し、レクサス全モデルラインアップの乗り味を方向づけている一台。ドライバーの意図に忠実でリニアな応答を目指す、レクサスならではの乗り味「Lexus Driving Signature」の深化を続けている。

今回、クーペモデル(LC500h/LC500)の一部改良では、乗り味のさらなる深化を目指し、基本性能の向上を図った。具体的には、コイルスプリング、スタビライザーの諸元やショックアブソーバーの制御を最適化することで、タイヤの接地感を高め、操舵入力に対する車両応答のリニアリティと高い旋回G領域でのコントロール性を高めた。

また、レクサス・ダイナミック・ハンドリングシステム装着車では、VGRS(可変ギヤ比ステアリング)、DRS(後輪操舵システム)制御を最適化することで、レスポンスがよく、軽快感ある走りを実現。低速から高速まで、車両姿勢の適正化とコントロール性を両立することで、操る楽しさと安定感を向上させた。

ボディカラーは、全LCモデル(クーペ・コンバーチブル)に「ソニックイリジウム」を新規設定。また、コンバーチブルモデルに続き、「テレーンカーキマイカメタリック」をクーペモデルにも追加設定した。さらに、クーペモデルのLC500h/LC500“Lパッケージ"には、ポリッシュ仕上げ+ブラック塗装を施した21インチ鍛造アルミホイールを標準装備。インテリアカラーでは、コンバーチブルモデルに、「ブルー&ホワイト」と、その専用ルーフカラーとして「マリーンブルー」を新たに設定した。

このほか、全LCモデルに設定されている「ナノイー」発生装置は「ナノイーX」へと進化。オレンジブレーキキャリパー(フロント・リヤLEXUSロゴ入り)をメーカーオプションとして新規設定した。クーペモデルのガラスルーフ装着車では、ガラスルーフをプライバシーガラスへ変更し、エクステリアカラーとのコントラストを強調した。

価格はLC500hが1377万円から1500万円、LC500が1327万円から1450万円、LC500コンバーチブルが1477万円。

《纐纈敏也@DAYS》

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