交通事故の被害者支援ウェブサイト『お役立ち手帳』---質問に答える&選択肢を選ぶ

「交通事故お役立ち手帳」
「交通事故お役立ち手帳」全 5 枚

日本国内の交通事故は年々発生件数が減少しているとはいえ、2021年には年間で30万5425件も発生、負傷する人も36万1768人にのぼる。被害に苦しむ人は相変わらず大勢いるのが現状だ。

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「ケガの治療をしたら終わり」ではなく、被害者は今後の人生のために適正な賠償を受ける必要があるものの、賠償金額を請求する過程はとても複雑で、専門的知識を持った弁護士に相談しようにも、手間や費用などの高いハードルもある。結果的に十分な賠償を受けることができず、加害者側保険会社の言うままに示談に至る被害者は少なくないとも言われている。

そんな現状を改善するために公開された本サイト『交通事故お役立ち手帳』の特徴は以下の点:

  1. サイト上で質問に回答するだけで、弁護士に相談しなければ得られないような、専門的で正しい情報を、簡単に手に入れることができる

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  2. さらに情報が必要な場合は、メールなどで弁護士の無料相談を受けられる

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たとえば『交通事故の過失割合を調べる』ページでは、「被害歩行者と加害自動車の事故」「被害自転車と加害自動車の事故」などの選択肢ボタンを順に選んでいくだけで、過去の事例や各種法律文献から弁護士が検討した場合の過失割合を調べることができ、結果をPDFでダウンロードできる。

また『慰謝料などの賠償金自動計算機』ページでも同様に、「後遺症なし」「後遺症あり」「死亡」などの選択肢ボタンを選んで進めば、治療費・通院交通費から休業損害・傷害慰謝料などを網羅的かつ専門的に計算し、項目ごとに金額の根拠となる計算式も参照できる。こちらも結果は解説付き計算書としてPDFをダウンロード可能だ。

そのほか「解決までの流れ」ページでは事故発生後に被害者が置かれる各場面のフローチャートを例示して、知りたい各場面ごとの対応マニュアルを参照できる。

さらに交通事故被害者が立ちすくんでしまいがちな「法律事務所に行く」「事故の情報を弁護士に伝える」「弁護士相談料」などのハードルを無くそうと、全国26の法律事務所所属弁護士が協力して、無料相談にも応じてくれる。上記で入手したPDFから事故の内容を把握した弁護士から、詳しいアドバイスをメールで受け取ることもできる。

本サイトは“「知らなかったから」「法律事務所に行く時間がなかったから」、そのような理由で、交通事故被害者が損をしてしまうことのないよう、このサイトを通して全国の弁護士がサポートを”との理念から、大分県で活動している弁護士がオランダの法律扶助評議会が運営するウェブサイト「司法の道案内」を参考に制作・公開したもの。

不幸にも交通事故の被害者になってしまったときだけでなく、加害者側になってしまったときも被害者の立場を考えながら、ぜひ参考・活用したいサイトだ。

被害者の立場で! 新しい情報提供の形で交通事故被害者を支援するウェブサイト「交通事故お役立ち手帳」がスタート

《編集部》

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