楽しさでいえば“低音強化”、サブウーファーから入る[カーオーディオ・スタートプラン]

“ピットハウスコスギ(香川県)”にてお薦めしているサブウーファーの一例(カロッツェリア・TS-W312S4)。
“ピットハウスコスギ(香川県)”にてお薦めしているサブウーファーの一例(カロッツェリア・TS-W312S4)。全 6 枚

カーオーディオシステムのグレードアップに興味を持ちつつも、何から始めれば良いのかが分からない…、そう感じている方々に向けてプロ直伝のお薦め“スタートプラン”を紹介している当特集。今回は“サブウーファー”の導入から入る方法について解説していく。

【画像全6枚】

なお今回は香川県の人気店、“ピットハウスコスギ”に取材した。同店は実は、“低音強化”から始めるやり方も推しているという。さて、その理由とお薦めモデルとは…。

聴こえていなかった音が聴こえてくると、ドライブはもっと楽しくなる!

“ピットハウスコスギ”の古杉さんに、“サブウーファー”の導入から入ることを推す理由から訊いてみた。

「“サブウーファー”の導入を推している理由は、主には2つあります。1つは“音の変わり幅が大きいから”で、もう1つは“楽しいから”です。使用する機種によって違いはありますが、音の変わり方は他のやり方と比べてもっとも大きいと思います。

変わり幅が大きい理由は、“純正スピーカーでは低音を鳴らせていないから”、です。ドアに取り付けられるスピーカーは17cmクラスが最大サイズですが、この口径のスピーカーでは重低音の再生は難しく、ましてや純正スピーカーは非力ですから特に再生レンジが狭いです。そこに“サブーファー”を加えれば、それまで再生できていなかった低音が聴こえてきます。なかったものが出現するわけですから、聴こえ方はガラリと変わります。

そしてビートの効いた音楽がお好きなら、楽しさもグンとアップします。ライブハウスやクラブで聴けるようなパンチの効いたサウンドを、クルマの中でも満喫できます。

なお、スピーカーが純正のままではバランスが悪いのでは、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、全然アリです。重低音がしっかり鳴ると中高音も豊かに響くようになりますし。ちろん後々フロントスピーカーも市販モデルに交換すれば、“サブウーファー”の魅力も増大します。でもそれは後回しでも良いと思います。まずは聴こえていなかった低音が聴こえてくるその楽しさを、多くの方に味わっていただきたいと思っています」

イチ推しは、コスパの高い本格“ユニットサブウーファー”!

続いては、お薦めモデルを訊いてみた。

「当店では“サブウーファー”の試聴機を9機種店頭に置き、各機のサウンドを聴き比べられるようにしています。なおこれらはすべてお薦めモデルなのですが、その中でもっとも推しているのはこちら、カロッツェリアの『TS-W312S4』(税抜価格:3万円)です。これは昨年に発売されたばかりの新製品で、パイオニアの『グローバルシリーズ』に属するモデルです。つまり北米仕込みの一品で、世界累計出荷台数が500万台を超えたという人気ライン『チャンピオンシリーズ』の新作です。

当機はとにかくコスパが高いです。6、7万円クラスのモデルでなければ出せないような重低音を鳴らせるんですよ。

ただし、サブウーファーボックスと外部パワーアンプとを別途用意しなければなりませんので、導入のハードルは高めです。しかも当機の性能を十分に引き出そうとするならボックスはバスレフタイプにした方が良く、外部パワーアンプはパワーのあるモデルを組み合わせたいので、そうすると総費用は17万円(税別)ほどかかります。パワーアンプは例えば、オーディソンの『SR 1.500』(税抜価格:6万5000円)がお薦めです。それに“サブウーファー”の製品代、サブウーファーボックスの製作費(材料費含む)、配線費(ケーブル代含む)、取付費、これらすべてを含めるとこのくらいのお見積もりとなります。

しかし、得られる満足度は図抜けて高いです。サウンドは圧倒的に心地良く、体の芯に響く重低音を楽しめます。後々まで長く使えますし、選ばれて後悔されることはないはずです」

本格サウンドが得られる“パワードサブウーファー”もお薦め!

「その次にお薦めなのは、オーディソンの『APBX 8AS2』(税抜価格:7万3000円)です。当機はパワードタイプですので、ボックスとパワーアンプとを別途用意する必要がありません。なので、導入のハードルはグッと下がります。あとは取り付け費用(配線作業含む)のみで済みますから。総額は10万円に届きません(車種によって変動アリ。税別)。

なお当機は、小型・薄型モデルではないのでシート下への設置は不可能です。よってトランクの積載性に影響が出ますが、当機は振動板を下向きにして置けるので上に荷物を載せられます。なので、積載性への影響は最小限で済みます。また、音も良いです。小型・薄型の“パワードサブウーファー”とは一線を画す、パンチの効いた重低音を楽しめます。

そしてもう1機種、カロッツェリアの『TS-WX300A』(税抜価格:3万円)もお薦め度が高いです。当機もボックスタイプの“パワードサブウーファー”なので、サウンドは本格的です。そして当機もコスパが高いです。30cm口径のサブウーファーユニットが搭載されていてこの価格が実現できているモデルは、他では見当たりません。取付工賃を含めても、5万5000円(車種によって変動アリ。税別)ほどで導入できます。

ちなみに、小型・薄型の“パワードサブウーファー”のお薦めモデルも数機種、試聴できるようにしています。それらでしたら、取付工賃は1万5000円から2万円ほどで収まります(税別)。総予算を下げたい場合には、それらが候補になってきます。

お近くでしたらお気軽にご来店ください。低音強化以外にもさまざまなプランをご案内できると思います。お待ちしています」

楽しさでいえば“低音強化”が一番!? サブウーファーから入るのもアリ! プロが薦める「カーオーディオ・スタートプラン」大公開 第5回

《太田祥三》

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