滋賀県の貨物拠点駅、実現に至らず…仮称・米原貨物ターミナルが事業中止に

(イメージ)
(イメージ)全 2 枚

JR貨物は2月8日、仮称・米原貨物ターミナル駅(滋賀県米原市)の整備を中止することを明らかにした。

【画像全2枚】

滋賀県は数多くの工業団地を有しているが、県内に貨物駅がないため岐阜県の岐阜貨物ターミナル駅や京都府の京都貨物駅までトラックによる輸送を余儀なくされていた。

そこで2001年度には国、滋賀県、米原市、JR貨物の4者による協議が始まり、2002年度には滋賀県内の鉄道貨物拠点として、国道8号線から駅へ通じるアクセス道路と一体で整備されることになった。

ところが、その後は鉄道貨物の需要減少を受けて協議が進展せず、JR貨物は採算性がないと判断。「昨今の情勢のなかで事業収支を見込むことが極めて厳しいことからこの度、事業を中止せざるを得ないとの結論に至りました」としている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 最新機種の“魅力”を解剖! カロッツェリアの「モニターレス機」なら、スマホを便利に使い倒せる![メインユニット最前線]
  2. スズキ『ジムニー』シリーズ用、スリムな「リアラダー」登場! ルーフへのアクセスもスタイリッシュに
  3. ミシュラン「PILOT SPORT 5」、みんカラ年間大賞1位獲得…タイヤ・ホイール部門
  4. 5000万円超えの「911」、F.A.ポルシェ生誕90年記念の『911 GT3』発表…世界90台限定
  5. 「日本バイクオブザイヤー2025」大賞はヤマハ『XSR125』、人気投票で決定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る