ドゥカティ『Xディアベル・ネラ』、シートは「ポルトローナ・フラウ」レザー…世界500台限定

天然のフルグレインレザーは全5色から選択可能

シートと同色のPelle Frauレザー製の専用キーリングが付帯

2気筒エンジンは最大出力160ps

ドゥカティ Xディアベル・ネラ
ドゥカティ Xディアベル・ネラ全 7 枚

ドゥカティは2月17日、「ドゥカティワールドプレミア2022」の「エピソード7」において、『Xディアベル・ネラ』(Ducati X Diavel Nera)を初公開した。

Xディアベル・ネラは、「ポルトローナ・フラウ」とドゥカティのパートナーシップによって誕生したモデルだ。イタリアンデザインとクラフトマンシップ、テクノロジーの融合を目指している。Xディアベル・ネラは、世界500台限定のリミテッドエディションだ。限定車を示すシリアルナンバーは、トレリスフレームの専用プレートに刻印されている。

◆天然のフルグレインレザーは全5色から選択可能

Xディアベル・ネラのハイライトは、ポルトローナ・フラウの専用シートだ。ポルトローナ・フラウは、高級家具の分野における世界有数のブランドとして知られる。「Ducati Scrambler Club Italia」プロジェクトで開始されたドゥカティとのコラボレーションでは、長年にわたって蓄積されたポルトローナ・フラウグループの「Interiors in Motion」部門の経験が生かされている。Interiors in Motion部門は、高級自動車、航空、鉄道輸送、船舶分野における独自のレザーインテリアの製作と納入を専門に行っている。

ポルトローナ・フラウの長年の経験が生かされたシートは、柔らかい天然皮革を使用して、手作業で製作されている。カラーは全5色で、Siam Red、Steel Blue、Cemento、India、Selvaから選択できる。天然のフルグレインレザーは、柔らかく、使い込むほどに独特な風合いが醸し出されるという。この特長も、ポルトローナ・フラウの長年にわたる研究の成果になる。

Xディアベル・ネラには、光沢ブラックとマットブラックを交互に配した「Black on black」カラーと、専用シートの「Pelle Frau」を組み合わせる。このシートには、モーターサイクルの名称を想起させる「X」マークが、レーザープロセスによって刻印された。シートは、イタリア・マルケ州の中心部のトレンティーノの工場で、ポルトローナ・フラウの職人によって手作業で製作されている。

◆シートと同色のPelle Frauレザー製の専用キーリングが付帯

Xディアベル・ネラを注文した500人の顧客には、シートと同色のPelle Frauレザー製の専用のキーリングとドキュメントホルダーが付帯する。

Xディアベル・ネラは、光沢ブラックとマットブラックを交互に配したBlack on Blackカラーが特長だ。Xディアベル・ネラの顧客が、モーターサイクルと一緒に注文できる専用のジェットヘルメットにも、このカラーが反映されている。

さらに、オプションとして、スタイルを犠牲にすることなく、パッセンジャーを乗せてライディングするために、より幅の広いコンフォートシートとバックレストが用意されている。

◆2気筒エンジンは最大出力160ps

Xディアベル・ネラに搭載される「テスタストレッタDVT 1262」2気筒ガソリンエンジンは、最大出力160ps/9500rpm、最大トルク13kgm/5000rpmを発生するす。「デスモドロミック」バルブ駆動システムと、デスモドロミックの可変バルブタイミングシステムにより、低回転域におけるスムーズなレスポンス、あらゆる回転域における力強いトルク、スロットルを全開にしたときのスポーティなパフォーマンスを両立させることが可能になった、と自負する。

シャシー、低いシート高、前方に配置されたフットペグは、低速でリラックスして走行する際の乗り心地と快適性を追求した。スチールパイプのトレリスフレームに、独自のサスペンションシステムとシャシーデザインを組み合わせる。

パワフルなブレーキシステムは、他のドゥカティモデルと同様に、コーナリングABSが標準装備されている。広範囲なエレクトロニクスシステムは、パフォーマンスと安全性のレベルを向上させる、としている。


ドゥカティ、「Xディアベル・ネラ」発表…5色から選べるレザーシート[詳細写真]
https://response.jp/article/2022/02/23/354535.html

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. 日本にはないアバルトの高性能SUV、『パルス アバルト』が大胆イメチェン!
  4. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る