日産 シーマ、生産終了を報じられる…ビッグカーの栄枯盛衰[フォトヒストリー]

日産シーマ初代
日産シーマ初代全 27 枚

日産自動車の最高級セダン、『シーマ』の生産終了が報じられた。「日本における“ビッグカー”の時代はシーマの誕生とともに幕を開けた」と日産は自負する。5世代・32年間の歴史を振り返る。

【写真】日産シーマ・フォトヒストリー(自動車電話など全27枚)

初代シーマ・FY31型(1988~91年)

シーマはスタイリッシュな3ナンバー専用モデルとしてデビューした。それまでの高級車イメージとは異なる、スタイリッシュでスペシャリティカーふうのキャラクターだ。出力255PSのV6・3Lターボエンジンは当時の日産車における最高出力で、圧倒的な走りも実現していた。消費者が高額商品を指向する当時のトレンドを象徴して、その傾向が「シーマ現象」と呼ばれることになる。車名は「セドリック・シーマ」、「グロリア・シーマ」だった。

日産シーマ2代目日産シーマ2代目

2代目シーマ・FY32型(1991~96年)

車名が「シーマ」となった2代目は、ロングホイールベース化による大型化で、高級車イメージを醸成させた。当時の日産で最多の気筒数となるV8エンジンを搭載し、走りのダイナミズムと室内の快適性とを両立させた。

日産シーマ3代目日産シーマ3代目

3代目・FY33型(1996~2000年)

先進のテクノロジーが充実した3代目。国産車で初めてとなるSRSサイドエアバッグや油圧アクティブサスペンション、VDC(ビークルダイナミクスコントロール)を採用した。最新の装備を搭載し、車名=頂点にふさわしい車になったが、いっぽうで初代のパーソナル感はなくなった。

日産シーマ4代目日産シーマ4代目

4代目・F50型(2001~10年)

4代目は、4.5L・V8エンジンの走りに加え、レーンキープサポートシステムやマルチプロジェクターキセノンヘッドランプなど、最先端の安全技術を投入した。新世代プラットフォームを採用し、『プレジデント』と兄弟車になった。

日産シーマ5代目(現行)日産シーマ5代目(現行)

5代目・Y51型(2012年~)

2年のブランクをおいて登場した5代目。歴代シーマは、その時代の最先端技術に支えられた走行性能や装備がユーザーに支持され、評価を得てきた。5代目は「シーマのDNAである“圧倒的な走行性能”を継承し、高い動力性能、快適性や安全性に加え、優れた環境性能も兼ね備えた」と謳う。セドリック/グロリアの流れを汲む『フーガ』の上級に位置し、プレジデントが無くなった今、日産の最高級セダンになっている。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ゼンリン、「都道府県型キーホルダー」全47種を発売…地図ブランドから誕生したカラビナ型アクリル雑貨
  2. マツダ『ロードスター』20代購入が6年で2倍、発売11年目で販売ピーク
  3. 安いのに高品質はなぜ可能? ALNEXのプロテクションフィルムは技術と効率化が全く違う次元で施工されるPR
  4. 無限、新型ホンダ『N-BOX』用パーツ発売!「My Special BOX」コンセプトで個性&迫力アップ
  5. 「このサイズ感の車待ってた!」走りのミニバンとして復活!? トヨタ『エスティマ』次期型に期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 警察庁、高齢運転者技能検査を見直しへ 合格者の事故率を追跡調査してみたら…
  2. 次世代圧電材料向け、「多能性中間膜」の量産化をJSTが支援…Gaianixxが開発
  3. BMW工場にヒューマノイド「Figure 03」導入…フィジカルAIで全身協調制御
  4. 【日産 リーフ 新型】次世代EVのスタンダードを描いた、“スーパーエアロ”と“スーパーフラッシュ”デザイン
  5. 神奈川個人タクシー、電脳交通のクラウド配車システム「DS」導入…S.RIDEとUberにも対応
ランキングをもっと見る