ランクルの納期4年、基本が同じ新型『レクサス LX』は代わりになり得るのか?

レクサス LX
レクサス LX全 14 枚

トヨタ『ランドクルーザー』の納期が4年以上だと話題になっているが、車体の基本構造を共通とするレクサスのフラッグシップSUV『LX』なら早く手に入れることができるのか? その答えは、レクサスの公式サイトにあった。

4人乗りの“贅沢”仕様もあるレクサス LX

レクサスの公式サイトでは、2月18日時点の見通しとして「これからご購入をいただく場合は、お車をお届けするのに、4年程度となる場合がございます。弊社といたしましては、少しでもお客様への納期を短縮できるよう、取組みを検討して参りますので、何卒、ご理解賜りますよう、お願い申し上げます」とアナウンスしている。生産工場を同じくするランドクルーザーとほぼ同様の納期だと考えた方が良さそうだ。

ランドクルーザーの代わりにレクサス LXを選ぶユーザーが居るか?

レクサスLXの車体。基本構造はランドクルーザーと共通だレクサスLXの車体。基本構造はランドクルーザーと共通だ

そもそもランドクルーザーがダメだからといってレクサス LXを選ぶユーザーが居るだろうか? ゼロとは言い切れないが、やはり「ランドクルーザー」というブランドが欲しい人にとっては基本が同じ、かつ性能が上だとしてもレクサス LXにあまり魅力を感じないかもしれないし、名前だけなら『ランドクルーザープラド』を選ぶかもしれない。

また価格帯も大きく違う。ランドクルーザーのエントリーモデルが510万円(GX 3.5リットル ガソリン車)なのに対し、レクサス LXは素のモデル「LX600」でも1250万円からと倍以上。最上位モデルで比べても、ランドクルーザーの「GR SPORT」(3.3リットル ディーゼル車)が800万円なのに対し「LX600 EXECUTIVE」は1800万円と国産車トップを争う価格だ。仮に多少納期が早まるとしても、それだけで選べる価格ではないだろう。

1800万円の「EXECUTIVE」がおよそ2割

レクサス LX600 EXECUTIVEの2列目シートレクサス LX600 EXECUTIVEの2列目シート

納期が4年、ということはそれだけ注文する希望者がいるということだが、この納期を聞いて注文を取り消す人も多くなるのでは…? と思いきや、レクサス LXのチーフエンジニアの横尾貴己さんは「ほとんどの方々は、承知の上で待って頂けています」と話す。その理由は「増車需要だから」だそうだ。つまり、1000万円~2000万円近くするレクサスを注文する人たちの多くはもともと別の高級車も持っていて、その上で「もう一台」レクサス LXも買うということ。確かにそれならば、オリンピックが一巡する期間が空いても問題はなさそうだが…なんとも贅沢な話である。

贅沢といえば、新型で新たに追加された1800万円の4人乗り最上級グレード「EXECUTIVE」の受注が全体の15~20%にものぼるという。国産車ではレクサスのフラッグシップセダン『LS』(EXECUTIVE
Advanced Driveが1792万円)の価格をも上回り、トヨタ『センチュリー』(2008万円)にも届きそうな、文字通りの国産車最高峰だけに驚きだ。

ランクルとは別モノ、オン/オフ問わず快適な走り

オフロードでも快適性を追求したレクサスLXオフロードでも快適性を追求したレクサスLX

新型レクサスLXは、「世界中のどんな道でも楽に、上質に」をコンセプトにオンロード、オフロードを問わず上質で快適な走りを実現。ランドクルーザーと同じプラットフォームを用いながらも、車高調整の機能を使って4輪独立して乗り心地を制御する仕組みなどを専用採用。まったく別モノの走りとなっている。素材にこだわった内装や、ビジネスクラスのようなシートの「EXECUTIVE」など、レクサスならではの最上級がふんだんに盛り込まれているのが特徴だ。

《宮崎壮人》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『セリカ』ついに復活へ、GRスポーツ戦略は3本柱に?
  2. 【スズキ ジムニーシエラ 新型試乗】ジムニーにACCが搭載される日がくるとは…9年目で進化した5型の走り
  3. レーダー式オービスを全網羅! セルスター、新型取締機対応のセーフティレーダー『AR-126A』発売
  4. 「これは売れる」「めっちゃいい」トヨタ『カローラクロス』60周年記念車がSNSで話題に!
  5. 全取締機に対応! ユピテル、レーザー&レーダー探知機2機種を発売 制限速度表示など新機能も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 警察庁、高齢運転者技能検査を見直しへ 合格者の事故率を追跡調査してみたら…
  2. 手放し走行で累計2000万km超、BMWの先進運転支援「Highway Assistant」…高速道路で最高130km/hまで手放し走行可能に
  3. 自動車業界の現場が直面しているサイバーセキュリティの課題と実態【自動車セキュリティ解説 第1回】
  4. 神奈川個人タクシー、電脳交通のクラウド配車システム「DS」導入…S.RIDEとUberにも対応
  5. 東京海上日動パートナーズ、全国8エリアの代理店を一社化…7月に新会社「TNP」発足
ランキングをもっと見る