JR東日本と東武が自動運転で協働…前方支障物検知システムを検証へ

2月に山手線で行なわれた自動運転の様子。
2月に山手線で行なわれた自動運転の様子。全 5 枚

JR東日本と東武鉄道(東武)は5月24日、自動運転の導入で協働することを明らかにした。

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自動運転のレベルはGoA0~GoA4の6段階があるが、両者が目指しているレベルは、避難誘導などを行なう添乗員が乗務する「GoA3」と呼ばれるもので、前頭部に乗務しないことを前提にしていることから前方支障物検知システムを開発しているが、今後、その検証が進められることになっている。

JR東日本は山手線で、東武は大師線(西新井~大師前)でGoA3実現へ向けた試験を行なっており、1月には自動運転システムと付随する保安設備に関して技術検討を協力して進めることに関する覚書を締結。導入のスピードアップや開発コストの削減を図るとしている。

現在、両者はJR東北本線(宇都宮線)と東武日光線との間で特急の相互直通運行を実施しているが、今回の協働はその点も視野に入れたものではないかと思われる。


《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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