1分で乗用車からキャンピングカーに転換、軽キャンパー Chippy…東京キャンピングカーショー2022

キャンパー厚木Chippy(東京キャンピングカーショー2022)
キャンパー厚木Chippy(東京キャンピングカーショー2022)全 13 枚

2022年7月23~24日の2日間、東京ビッグサイトで開催中の「東京キャンピングカーショー2022」。同イベントに、人気のキャブコン『Puppu480』などを手掛けるキャンパー厚木が出展し、新型の軽キャンパー『Chippy』を発表した。

【画像全13枚】

Chippyはダイハツ『ハイゼットカーゴ』がベースで、乗員4名、就寝2名。兄弟車のダイハツ『アトレー』、トヨタ『ピクシス』でも架装が可能だ。

最大の特徴はルーフに設置された大型のベンチレーター。リアに取り付けられた6つの取入口から空気を取り入れ、大きなプロペラのついたベンチレーターで外部に空気を逃していく。ゆっくり大型のプロペラを回すことで、空気の流れをしっかりと作りながらも、静音性が保たれている。

同社の手掛ける他キャンピングカーは「車と家の融合体」を目指しているが、Chippyは「車としての乗りやすさ」を重視し、いかにそのまま普段使いできるか、ベッドやテーブルなどを設置するのもとにかく楽して快適に、といったコンセプトとなっている。

テーブルは留具のボタンを外すだけでサイドから取り出せ、ベッドもフレーム金具を固定して、パネルを乗せるだけで1分もかからずに設置が完了する。

普段は一般的な車のように便利に使いながら、休憩中、キャンプ場などで瞬間的にキャンピングカーへと転換できることがChippyの強みであると担当者は語る。

標準装備で冷蔵庫、テーブル、ベッド、75Wサブバッテリー、インバーター、LED照明などがついており、オプションでナビ、ソーラーパネルの装着や、ツインサブバッテリーに変更が可能だ。

価格は標準装備のみで276万円、オプション込みで320万円となっている。ベース車両が納車されれば架装にはそこまで時間がかからないそうで、10~11月頃納車予定とのことだ。

《二城利月》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  3. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  4. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  5. 「みんなガソリン車が欲しいんだよ…」フィアットの新コンパクト『グランデパンダ』、6速MT登場に日本のファンも反応
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る