電動トゥクトゥク、スマートな走りと確かな安定性で「日常の足」になる

アソモビの会場で注目を集めた電動トゥクトゥク
アソモビの会場で注目を集めた電動トゥクトゥク全 9 枚

8月6日、7日に幕張メッセで開催された「アソモビ2022 in Makuhari」は「アソビ×モビリティ」がテーマの祭典。その「モビリティ」部分として、電動バイクや電動キックボードといった小型の電動モビリティを展示、試乗できるブースも用意されていた。

その中でも特に家族連れの注目を集めていたのが、一時期話題を呼んでいた「電動トゥクトゥク」の試乗会だ。試乗会ではEVモビリティの販売を手掛けるEV-LANDの電動トゥクトゥク『ZINMA』(ジンマ)を体験できた。

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ZINMAはEV-LANDオリジナルの2022年新型モデル。3人まで乗ることができ、最高速度45km/h、航続距離は鉛バッテリーを使用したスタンダードモデルで90km、リン酸鉄リチウムバッテリーを使用したハイエンドモデルで120kmとなっている。

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電動トゥクトゥクはバイクのような見た目をしているが、トライクなどと同じように3輪のため、ヘルメット不要で、普通免許で乗ることができる。また車庫証明は不要だし、車検も不要と、軽自動車や小型バイクのいいとこ取りをしたようなモビリティだ。1回のフル充電で約100円と、コストパフォーマンスにも優れている。

小型の電動バイクと違い車両が全体的に大きくドッシリとしているため安定感があり、3人乗ってもフラつく様子は一切なかった。むしろ電動モビリティ特有のスムーズな加減速で、会場内のコースをスイスイと走っていく。

個人的には外装のスマートさも目を引くが、ハンドル周り、特にインパネ部分がコクピットのようなデザインでカッコよく、ガジェット好きの人にも刺さるのではないだろうか。

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車体価格はスタンダードモデルが77万円(税込み)、ハイエンドモデルが104万円(税込み)。どちらのモデルもシルバー、ホワイト、マットブラックの3つのカラーバリエーションがある。

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《二城利月》

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