さらに「甘い生活」を実現するフェラーリ? 深夜に現れた謎のオープンカーの正体は

フェラーリ 謎のオープンモデル(スクープ写真)
フェラーリ 謎のオープンモデル(スクープ写真)全 6 枚

フェラーリ謎のプロトタイプを深夜の路上で目撃! スクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。

イタリア・フェラーリ本社付近で捉えたプロトタイプは、全体を黒い樹脂パネルでカバー。ライトユニットや全体のシルエットから判断すると、『ローマ』の可能性が高い。ただし、よく見るとサイドウィンドウに沿って新設計されたようなルーフラインを持っていることがわかる。

フェラーリ 謎のオープンモデル(スクープ写真)フェラーリ 謎のオープンモデル(スクープ写真)

後部デッキにはジッパーを備えた格納式ルーフ用カバーがあり、「スパイダー/GTS」バージョンを示唆している。さらにAピラーがルーフと交わる角度から見ても、キャンバストップの可能性が高い。

ローマは2019年に発表された「2+クーペ」と表現されるモデルで、先行して登場している『ポルトフィーノ』のクーペ版といえる。1960年代にローマで根付いた「自由で気ままな甘い生活」をコンセプトに、現代版La Nouva Dolce Vita(ラ・ノーヴァ・ドルチェ・ヴィータ)「新しい甘い生活」を具現化したモデルとも伝えられる。

現在ローマは改良新型に取り組んでいると噂されており、そのタイミングでスパイダーを設定するのは絶好の機会と言える。果たしてオープンモデルになることで「もっと甘い生活」が実現するのか? ただしわずかな疑問が残る。先述したように、そもそもローマはポルトフィーノのクーペ版であり、現在はポルトフィーノMがそのオープンモデルの役目を果たしている。

フェラーリ 謎のオープンモデル(スクープ写真)フェラーリ 謎のオープンモデル(スクープ写真)

そこで浮上しているのが、ポルトフィーノMの後継モデル、あるいはその下に位置する新型のオープンモデルの可能性だ。いずれにしてもパワートレインは、ローマから4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンを流用すると思われる。

今後数週間で鮮明なプロトタイプが登場すると思われるので、期待したい。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  3. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  4. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  5. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る