ハーフカップLEDくっきりと…メルセデスベンツ『Eクラス』次期型、PHEVモデルをスクープ

メルセデスベンツ Eクラス 次期型プロトタイプ(スクープ写真)
メルセデスベンツ Eクラス 次期型プロトタイプ(スクープ写真)全 30 枚

メルセデスベンツは現在開発中の欧州Eセグメント『Eクラス』次期型。その最新プロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが捉えた。

ドイツ市街地で捉えたプロトタイプは、サイドパネル及びリアクォーターウィンドウ、ボンネットなどのカモフラージュが削ぎ落とされ、市販ボディが初めて露出している。

メルセデスベンツ Eクラス 次期型プロトタイプ(スクープ写真)メルセデスベンツ Eクラス 次期型プロトタイプ(スクープ写真)

さらにフロントエンドでは、ヘッドライト周辺の偽装が外されたことから、下部のハーフカップLEDデイタイムランニングライトのデザインが鮮明に確認できる。また大きく際立つシングルバーを備えるグリルは若干幅がタイトになり、コーナーインテークの輪郭もうっすらとわかる。現行型と似た形状だが、グリル下のスリムな開口部とつながることで、『Cクラス』などと共通の最新デザインになるということだろう。

側面では、くっきりとしたホイールアーチと、埋め込み式のドアハンドルが確認できる。これまでのプロトタイプで見られた後部へ跳ね上がるダミーのキャラクターラインは取れ、フラットなラインが露出している。リアフェンダー上部には充電ポートが配置され、これがPHEVであることを主張する。後部では、より立体的な形状となったリフトゲートも確認できる。

メルセデスベンツ Eクラス 次期型プロトタイプ(スクープ写真)メルセデスベンツ Eクラス 次期型プロトタイプ(スクープ写真)

インテリアは、Cクラスと『Sクラス』新型の影響を大きく受けると予想され、12.3インチのデジタルインストルメントクラスターと、縦型のインフォテインメントシステムを装備。後者のサイズは断定できないが、Cクラスでは9.5インチと11.9インチのディスプレイを、Sクラスでは12.8インチが搭載されており、Eクラスでも同サイズとなる可能性がある。

予想されるパワートレインの1つは、マイルドハイブリッドテクノロジーを搭載した2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンで、最高出力258ps、最大トルク400Nmを発揮する。そのほか、最高出力320ps、最大トルク520Nmを発揮する3.0リットル直列6気筒ターボチャージャーエンジンの改良バージョンをラインアップ。またPHEVは、システム合計出力313psを発揮すると予想される。

Eクラス次期型のワールドプレミアは、2023年初頭と思われ、その後高性能AMGバージョンが続くはずだ。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 「赤色くるー!!」2026年モデルのカワサキ『エリミネーター』に熱視線!新カラー&グラフィック追加へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る