アウディ TT、生産終了へ…最終モデルを英国で発表

アウディ TT S ファイナル・エディション
アウディ TT S ファイナル・エディション全 3 枚

アウディ(Audi)は2月16日、2ドアクーペ&オープンの『TT』現行型の最終モデル『TTファイナル・エディション」を英国で発表した。1998年の初代誕生から25周年を迎えたアウディTTは、生産を終了する。

アウディ TT S ファイナル・エディションアウディ TT S ファイナル・エディション

英国は、TTシリーズの最大市場のひとつだ。2022年には、英国で2672台を販売し、世界販売台数の33%以上を占めている。

TTファイナル・エディションは、クーペとロードスター、高性能モデルの「TT S」が用意される。ブラックのアウディリングとエンブレム、ブラックのドアミラー、ブラックのテールパイプ、ブラック仕上げの固定式リアポイラーをセットした「ブラックスタイリングパック」を標準装備した。ロードスターには、ブラック仕上げのロールオーバーバーとウィンドディフューザーも装備する。プライバシーガラス(クーペのみ)と 20インチ5スポークYスタイルのマットグレーダイヤモンドカットアルミホイールも装備した。ブレーキキャリパーは、赤で塗装されている。

アウディ TT S ファイナル・エディションアウディ TT S ファイナル・エディション

高性能版の「TT S ファイナル・エディション」は、アウディスポーツの7スポークローターのアンスラサイトブラック仕上げのアルミホイールを装備した。ボディカラーは、タンゴレッド、グレイシャーホワイト、クロノスグレーのメタリック塗装が選択できる。

室内には、「エクステンデッド・レザーパック」を標準装備した。ドアのアームレスト、ドアハンドル、センターコンソールのトリムは、レザー仕上げだ。赤いステッチと12時位置にマーカーが付いたアルカンターラステアリングホイールも採用した。シート、エアベント、センターコンソール(クーペのみ)のタンゴレッドインサートは専用だ。アルカンターラトリムシートには、赤いステッチが添えられる。

《森脇稔》

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