猫の事故原因は“かまって欲しい”から? 本音を聞いた動画公開 2月22日は猫の日

2月22日は猫の日
2月22日は猫の日全 10 枚

なくならない猫の交通事故。猫語翻訳アプリ「にゃんトーク」を使って事故の当事者である猫に本音を聞いてみたところ、事故原因は“かまって欲しい”から、ということがわかってきた。

カー用品専門店を全国展開するイエローハットは、「猫の日」である2023年2月22日に向け、猫の安全を守るための「イエローハット 全国交通にゃん全運動」キャンペーンを実施する。

イエローハットによると、年間で推計34万頭以上にも及ぶ猫の交通事故が発生している。そのためイエローハットでは、2019年より猫の日に「猫専用の交通安全動画」「猫専用フォトスポット」「交通にゃん全クイズ」「猫飛び出しサイン」など猫への啓蒙活動を毎年実施してきた。

5年目の今年は、「そもそもなぜ交通事故に遭うのか?」を当事者(猫)に直接話をしっかりと聞き、専門家と考察することにした。

機械学習によってそれぞれの猫の鳴き声を認識し、人間が読み取れる言語に変換することができる猫語翻訳アプリ「にゃんトーク」を使用、車の交通量の多い道路の映像を見た時の猫の声を収集し、日本語に翻訳した。「にゃんトーク」を使った猫の交通安全に特化した実証実験は今回が初だという。

「にゃんトーク」翻訳された猫の声について、「私はここよ、なでて」、「攻撃するよ!」などが収集できた。猫心理学者で麻布大学の高木佐保特別研究員は「『私はここよ、なでて』=車にかまって欲しい、『攻撃するよ!』=車に勝負を挑もうとしている、と考察。猫は車の動きを見て『アニマシー』つまり、生き物だという感覚を感じ取り、それが原因で車に飛び込んだりする可能性もあるのでは」と語る。

この実証実験の模様は動画「密着!実録!猫の交通安全に対する本音」にまとめられて、ウェブで公開されている。

また、猫研究家、猫愛好家、猫自身(猫がタイピング)に、猫を交通事故から守る論文をまとめてもらい、「猫の交通安全学会」として2月13~19日に新宿駅(東京都)、2月20~26日に渋谷駅(東京都)のデジタルサイネージに掲出する。さらに、2月22日「猫の日」当日には、イエローハットのYouTube公式チャンネルで、猫たちが人間の質問に答える「猫と徹底討論!」を公開する予定だ。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る