VWのオフロード車ブランド「スカウト」、最初の工場建設へ…EVで2026年復活目指す

フォルクスワーゲングループが米国で復活させるオフロード車ブランド「スカウト」のEVのスケッチ
フォルクスワーゲングループが米国で復活させるオフロード車ブランド「スカウト」のEVのスケッチ全 4 枚

フォルクスワーゲングループ(Volkswagen Group)傘下のScout Motors(以下、スカウト)は3月3日、オフロードモデルの「スカウト」の電動車ブランドとして復活に向けて、米国サウスカロライナ州に最初の工場を建設すると発表した。

スカウトは、米国で1902年に設立されたインターナショナル・ハーベスター社が、かつて販売していたピックアップトラックのオフロードモデルだ。インターナショナル・ハーベスター社の事業は1986年、ナビスターが継承。そのナビスターは2021年、フォルクスワーゲングループのトラック・バス部門のトレイトンが買収して、傘下に収めた。

フォルクスワーゲングループは、このオフロードモデルのスカウトを、米国で電動車ブランドとして復活させる計画だ。まず、ピックアップトラックとSUVの2車種のEVを、米国市場で発売する。

スカウトブランドのEVは、米国の顧客向けに、米国で開発され、生産される。工場の着工は 2023年半ばを予定しており、生産は 2026年内に開始する、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  3. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る