トヨタ カムリ 国内販売終了へ…43年10世代[フォトヒストリー]

初代:セリカカムリ(1980年~)
初代:セリカカムリ(1980年~)全 39 枚

トヨタ自動車のグローバルミッドサイズセダン『カムリ』の国内販売終了が報じられた。カムリは1980年に誕生し、これまで10か所の工場で生産され、100か国以上の国や地域で販売されている。

数え方によっては番外となる初代カムリは、1980年に日本国内専用モデルの「セリカカムリ」(FR車)として誕生した。1982年に最初のモデルチェンジを受け、FFレイアウトを採用して車名も現在に続く「カムリ」となり、グローバルに販売を開始した。日本では2017年に発表された現行型が10世代目となる。

米国市場では、乗用車セグメントにおいて2002年以来2022年まで21年連続で、乗用車販売台数No.1を獲得している。トヨタ自動車の米国事業における最重要車種の一つだ。ケンタッキー工場では1988年にカムリの生産を開始、近年は年間40万台近くを生産している。グローバルでは2016年12月時点で累計1800万台を生産、2022年末には2000万台に達していると思われる。

初代:セリカカムリ(1980年~)
2代目:カムリ(1982年~)
3代目:カムリ(1986年~)
4代目:カムリ(1990年~)
5代目:カムリ(1994年~)
6代目:カムリグラシア(1996年~)
日本市場では1994年に日本専用車として5代目にモデルチェンジ。いっぽう北米では遅れて96年にモデルチェンジ、このグローバル仕様セダンが日本にも「カムリグラシア」の車名で導入された。5代目と併売の後、1999年から日本でも車名をカムリに変更。
7代目:カムリ(2001年~)
8代目:カムリ(2006年~)
9代目:カムリ(2011年~)
10代目:カムリ(2017年~)

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  3. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  4. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  5. 「リアウィンドウがない」のが斬新と評価! ポールスター『4』がデザイン賞の最高賞に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る