日本で採掘・加工した重要鉱物を使用したEVも、米国で補助金の対象に

豊通リチウムの福島県にある水酸化リチウム製造工場(参考画像)
豊通リチウムの福島県にある水酸化リチウム製造工場(参考画像)全 1 枚

日米両政府は、米国での電気自動車(EV)向け補助金制度に関係する車載用バッテリーに使用しているリチウムなどの重要鉱物について、日本で採取・加工されたものを対象に加えることで合意した。

米国通商代表部で、冨田浩司駐米国日本国特命全権大使とキャサリン・タイ米国通商代表が「重要鉱物のサプライチェーンの強化に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定」(日米重要鉱物サプライチェーン強化協定)に署名、協定が発効した。

米国のインフレ削減法(IRA)では、補助金の対象となるEVは、北米で生産することや、搭載しているバッテリーの重要鉱物について、米国または米国が自由貿易協定(FTA)を締結している国で採掘・加工されたものに限定している。重要鉱物が偏在している中国を除外するのが目的。


《レスポンス編集部》

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. 新型ダイハツ『ムーヴ』用エントリー車高調が早くも登場! タナベ「サステックプロCR」
  5. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る