2025年度までに1100口、高速道路に急速充電器を整備---EV普及に備えて

高速道路の急速充電器
高速道路の急速充電器全 2 枚

NEXCO東日本、NEXCO中日本、NEXCO西日本は、e-Mobility Powerと、高速道路のサービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)に急速充電器を、2025年度までに1100口整備することで合意した(3月29日発表)。

2020年度末から5年間で約2.7倍となる。電気自動車の本格的な普及を前に、充電インフラを本格的に整備する。

NEXCOの3社はこれまでも共同事業者である日本充電サービス、ジャパンチャージネットワークと、高速道路のSA・PAにEV急速充電器の整備・運営を進めてきた。2021年度には、共同事業者としてe-Mobility Powerが加わった。

今回高速道路3社とe-Mobility Powerは、EV急速充電器の高出力化・複数口化を推進し、2025年度までに充電口数を約1100口と大幅に増設する整備見通しを策定した。

また、2022年度は、電気自動車(EV)・プラグインハイブリッド車(PHV)向け急速充電器の新設や機器の複数口化を含む更新で、2021年度末から充電口数を82口増設した。2023年度は更なる新設・機器更新を進め、充電口数をさらに155口増設する予定。

さらに、より便利にEV急速充電器を利用できるよう、高速道路の路外に整備されたEV急速充電器も高速道路料金を調整して利用できる制度や、新たな課金・決済の導入について、2024年度から順次実施できるように検討する。

《レスポンス編集部》

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