ボクシーなEV、『Eトランジット・クーリエ』…フォードが欧州で発表

フォード Eトランジット・クーリエ
フォード Eトランジット・クーリエ全 5 枚

フォードモーターの欧州部門は4月6日、フォードブランドの新型EV『Eトランジット・クーリエ』(Ford E-Transit Courier)を発表した。

写真:フォード Eトランジット・クーリエ

この新型EVは、商用車部門の「フォード・プロ」から発売される予定だ。Eトランジット・クーリエには、最大出力136hpのモーターを搭載する。最大出力100kWでDC急速充電できる。およそ10分で航続87km分の航続に必要なバッテリー容量を充電可能。さらに、およそ35分で、バッテリー容量の80%まで充電できるという。

ボクシーなフォルムによって積載性能を追求した。荷室はリアホイールアーチ間の幅を1220mmとし、コンパクトバンとして初めて、ユーロパレットを2個搭載できるようにした。最大積載量は2.9立法mで、従来モデルよりも25%増えた。新しいロードスルーバルクヘッド機能によって、長さ2600mmを超える長尺物を輸送できる、としている。

《森脇稔》

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