トヨタ カムリ、パッソ、ダイハツ キャストなど生産終了

トヨタ・パッソ
トヨタ・パッソ全 6 枚

トヨタ自動車はこのほど、セダンの『カムリ』、コンパクトカーの『パッソ』、軽自動車の『ピクシスジョイ』の生産終了を発表した。同時にダイハツ工業も軽自動車の『キャストスタイル』の生産終了を発表した。

カムリの国内販売終了はすでに報じられていたが、公式の発表となる。発表資料では「生産終了」となっているが、海外市場では存続するので「日本国内向け仕様」の生産終了と理解できる。

パッソはトヨタとダイハツが共同開発したコンパクト2ボックスカーだ。2社による共同開発車は日本国内市場向けでは初めてで、2004年6月に発売された。2010年にはフルモデルチェンジ、2代目もダイハツとの共同開発だった。初代以来、生産はダイハツが行ない、ダイハツ仕様は『ブーン』となるが、ブーンの生産終了はダイハツからアナウンスされていない。

トヨタ『ピクシスジョイ』もダイハツ工業からOEM供給される軽自動車で、ダイハツバージョンの『キャストスタイル』も同時に生産終了となる。ピクシスジョイは2016年8月の発売、キャストは2015年9月の発売だった。当初はクロスオーバー、スポーツ、セダンの3タイプを展開していたが、最終的に標準型乗用タイプのセダンが残った。

生産終了の時期
トヨタ・ピクシスジョイ:2023年6月上旬
トヨタ・パッソ:2023年9月下旬
トヨタ・カムリ:2023年12月下旬
ダイハツ・キャストスタイル:2023年6月上旬

生産終了日は予告なく変更になる場合があるので注意。販売店での在庫がなくなり次第、販売終了となる。またボディカラー、グレードやオプションなど、購入者の要望に沿えない場合も出てくる。

《高木啓》

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