ル・マン優勝マシンのエンジン部品をダッシュボードに、ベントレー『コンチネンタル』に特別な48台

ベントレー・コンチネンタル GT の「ル・マン・コレクション」と2003年のル・マンで優勝した「スピード8」
ベントレー・コンチネンタル GT の「ル・マン・コレクション」と2003年のル・マンで優勝した「スピード8」全 5 枚

ベントレー(Bentley)は4月12日、ル・マン24時間レースで6度目の優勝を果たしてから20周年を迎えることを記念して、「ル・マン・コレクション」を発表した。クーペの『コンチネンタルGT』とオープンの『コンチネンタルGTC』を合わせて、48台生産する計画だ。

ル・マン・コレクションには、タッチスクリーン、デュアルウッド、アナログメーターの3面を切り替えられる回転式ディスプレイ「ベントレー・ローテーション・ディスプレイ」を装備する。アナログメーターの面は中央の文字盤がショーケースとなっており、2003年のル・マンで優勝した「スピード8」の4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンのエンジンバルブが飾られる。

優勝マシンのエンジンはレース後に取り外され、保存されていた。32個のエンジンバルブの内、24個を二等分して48個のオーナメントが製作された。そのひとつひとつが、ル・マン・コレクションとして、48台のダッシュボードに配置される。

ベントレーのカスタマイズ部門のマリナーは、2003年のル・マンでワンツーフィニッシュを決めたダークグリーンのスピード8からデザインの着想を得た。ボディカラーは深みのある「ヴァーダントグリーン」。フェイシアのハイグロスカーボンファイバーには、1924年から2003年の間に達成した6度のル・マン優勝を称えるローレルリースのインレイが6つ並べられている。

《森脇稔》

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