VW「ID.」の新型車、新開発EVパワートレイン搭載へ…年内出荷開始予定

VWの新開発EVパワートレイン
VWの新開発EVパワートレイン全 3 枚

フォルクスワーゲン(Volkswagen)は4月12日、新世代EV「ID.」ファミリーの新型車に搭載予定の新開発EVパワートレインを発表した。

写真:VWの新開発EVパワートレイン

この新開発EVパワートレインは、「APP550」と呼ばれ、後輪駆動車に適合する。将来的には、ID.ファミリーの効率とパフォーマンスを引き上げることが可能になるという。フォルクスワーゲンは2023年内に、この新開発EVパワートレインを搭載した最初の車両を出荷する予定だ。

新しいEVパワートレインのモーターは、最大出力286ps、最大トルク56.1kgmを発生する。豊かなトルクにより、優れた走行性能を生み出すという。ローターには、高い負荷容量を持つ強力な永久磁石を装備した。発生する大トルクに耐えるように強化されている。

新開発のインバーターは、電力と効率の向上に必要な電流を供給する。モーターは、負荷に応じて、より効率的に作動するという。電気駆動の効率を高めるために、フォルクスワーゲンは熱管理システムを含むパワートレインの多くのコンポーネントを最適化した。電動オイルポンプなしで作動する省エネ設計の冷却システムも搭載している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「めっちゃかっけぇ」日産『ティアナ』新型に反響続々! 最新コックピットに15スピーカー付きで約310万円の価格にも注目
  2. ソニー・ホンダが発表予定の新コンセプトカーに「期待十分」の声、進化の早さに「想像以上」とも
  3. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…11月掲載のリコール記事ランキング
  4. シトロエンのSUVクーペ『バサルト』、バーチャルコンセプトを実車化…サンパウロモーターショー2025
  5. かつての「ハイラックスサーフ」、トヨタ『4ランナー』に米2026年型…ハイブリッド中心に9グレード展開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る