自動車業界の「未来への準備」番付、テスラ5年連続1位、トヨタは10位に後退[新聞ウォッチ]

テスラ(米カリフォルニアの販売店)
テスラ(米カリフォルニアの販売店)全 4 枚

「2位じゃダメでしょうか」という、あの著名な女性議員の発言を覚えている人も多いようだが、2位どころか、それ以下では話にならない。

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◆自動車メーカーにとって核心となる能力が変化

スイスのビジネススクール「IMD」が、企業の長期的な変化やリスクへの備えを業界別に数値化した「未来への準備指標」について、2023年版の自動車業界ランキングを発表した。きょうの読売などが報じているが、それによると、前年の22年に2位をキープしていたトヨタ自動車が10位に大きく後退し、指標が遡れる2010年以降で初めてトップ3から外れたという。

ちなみに、1位は米テスラで5年連続のトップ。2位は前年5位だった中国のBYD、3位は昨年と同じ独フォルクスワーゲンだったそうだ。トヨタ以外の日本勢では、ホンダが14位、日産自動車が20位、スズキが21位となっている。

IMDでは、「自動車メーカーにとって核心となる能力は根本的に変化している」とし、ソフトウェア開発が、より重視されるようになっていると指摘。「中国の電気自動車(EV)メーカーから3社が10位以内に入るなど、新興勢の台頭が目立った」とも伝えている。

◆トヨタとスバルがEV開発で協力拡大

そんな中、トヨタ自動車とSUBARU(スバル)が、EVの開発で協力を拡大するという。きょうの毎日と東京が共同配信の記事として取り上げている。記事では、両社が2022年に売り出した共同開発第1弾のEVに続き、新型のスポーツタイプ多目(SUV)を25年にも国内で発売するほか、さらに、北米などで販売する別のEVで協力することも検討するそうだ。

トヨタは2割を出資するスバルの開発力や生産力も生かし、総力を挙げて攻勢を掛ける狙いのようだが、奇しくも、両社は社長交代で新体制に移行。心機一転でどこまでランクアップさせられるのか注視したい。

2023年5月17日付

●株価指数33年ぶり高値、TOPIX、日経平均は3万円迫る(読売・7面)

●「未来準備」トヨタ後退、10位(読売・7面)

●ホンダ社長、戦略語る、EV普及「廉価な価格帯から」(朝日・7面)

豊島園駅「ハリポタ」の世界に、エンタメ施設開業まで1か月(朝日・21面)

●トヨタとスバル、EV開発拡大へ、25年にも新型SUV発売(毎日・6面)

●迫るサミット、幹線道路ストップ、広島市民生活も「規制」(毎日・22面)

●「東武鉄道」自画自賛の内外装、新型特急「スペーシアX」7月15日運行開始(産経・23面)

●「未来への実験場に」「高輪ゲートウェイシティ」JR東発表(東京・8面)

●デンソー、豊田章男氏取締役再任(日経・15面)

●パーク24、カーシェア苦戦,1台あたり営業利益、2万円の壁(日経・16面)

《福田俊之》

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