ランボルギーニ、電動スーパーカーの『レヴエルト』を披露…伊モーターバレーフェスト2023

ステファン・ヴィンケルマン会長兼CEOも登壇

0~100km/h加速2.5秒で最高速は350km/h以上

コルサモード時に最大出力1015hpが可能

ランボルギーニ・レヴエルト(モーターバレーフェスト2023)
ランボルギーニ・レヴエルト(モーターバレーフェスト2023)全 10 枚

ランボルギーニは5月11~14日、イタリア・モデナで開催された「モーターバレーフェスト2023」に、新型電動スーパーカー『レヴエルト』(Lamborghini Revuelto)を出展した。

写真:ランボルギーニ・レヴエルト

◆ステファン・ヴィンケルマン会長兼CEOも登壇

今回で5回目を迎える「モーターバレーフェスト」は、自動車愛好家や自動車業界関係者、そしてイタリアと世界の自動車コミュニティが集う場所だ。さまざまなミーティングや円卓会議などの取り組みにより、自動車産業における世界の卓越性を象徴することを目指している。

ランボルギーニは、初日のディスカッションでスピーカーを務めた。それだけでなく、イベント期間中は、ランボルギーニ初のプラグインハイブリッド車(PHEV)のレヴエルトをブースに展示した。

また、ランボルギーニのステファン・ヴィンケルマン会長兼CEOが、『クアトロルーテ』編集長のジャンルカ・ペッレグリーニが司会を務めるオープニングイベント「Motor Valley Top Table」に、特別パネリストとして参加した。ディスカッションでは、電動化、技術開発、持続可能性、高級車市場の進化など、自動車産業における最新のトピックを取り上げている。

ランボルギーニ・レヴエルトランボルギーニ・レヴエルト

◆0~100km/h加速2.5秒で最高速は350km/h以上

レヴエルトには、新開発のV12 PHEVパワートレインを搭載する。これは、ミッドシップの6.5リットルV型12気筒ガソリン自然吸気エンジンに、3基の電気モーターを組み合わせたものだ。モーターのひとつは新開発の8速ダブルクラッチ・トランスミッションと一体設計されており、エンジンの後方に横向きに搭載される。名車『クンタッチ(カウンタック)』の時代から続くトランスミッショントンネルには、蓄電容量3.8kWhのリチウムイオンバッテリーをレイアウトした。

「L545」と呼ばれるエンジンは、これまでランボルギーニが製造した12気筒エンジンの中で、最も軽量でパワフル、と自負する。エンジン単体重量は218kgで、『アヴェンタドール』用よりも17kg軽い。このV12は、最大出力825hp/9250rpm、最大トルク73.9kgm/6750rpmを発生する。

V12エンジンと3基の電気モーターを組み合わせたPHEVシステム全体で、1015hpのパワーを引き出す。0~100km/h加速2.5秒、最高速350km/h以上のパフォーマンスを可能にしているという。

ランボルギーニ・レヴエルトランボルギーニ・レヴエルト

◆コルサモード時に最大出力1015hpが可能

PHEVパワートレインの特性は、「リチャージ」、「ハイブリッド」、「パフォーマンス」の3種類に切り替えられる。さらに、新しいドライビングモードとして、「チッタ(シティ)」、「ストラーダ」、「スポーツ」、「コルサ」の4種類との組み合わせを可能にした。各モードは、ステアリングホイールのスイッチで選択できる。合計で13種類の設定を切り替えることにより、走行する路面やサーキットのコースに応じて、最適なモードが選べるという。

たとえば、チッタは、都心部での運転を想定したモードで、ゼロエミッションのEV走行を可能にする。電気モーターに電力を供給するリチウムイオンバッテリーを充電する必要がある場合、V12エンジンが始動してバッテリーを充電する。

サーキットでダイナミックな性能を発揮することを想定したドライビングモードがコルサだ。パフォーマンスモードとの組み合わせでは、PHEVパワートレインが最大出力1015hpを可能にしている。

《森脇稔》

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