【株価】自動車株はほぼ全面安、割安感強く下値は限定的

トヨタ/レクサスLBX
トヨタ/レクサスLBX全 1 枚

日経平均株価は前日比272円47銭安の3万1641円27銭と続落。米国市場のハイテク株安を受け、利益確定売りが優勢な展開となった(6月8日)。

7日のニューヨークダウは91ドル高の3万3665ドルと続伸。方向感が乏しい中、出遅れ銘柄を中心に買いが優勢だった。

一方、ハイテク株主体の米ナスダック市場は反落。電気自動車(EV)のテスラは堅調だった。

オーストラリア、カナダが政策金利を引き上げ、米長期金利も上昇。日米金利差の拡大から、外国為替市場で円相場が1ドル=140円台に下落したことを好感し、前場は物色のほこ先が自動車株に向いた。

しかし後場入り後、円相場が1ドル=139円台に持ち直すと、大半が値を消す展開。日経平均の下落と円相場の動きにつられる動きとなった。


《山口邦夫》

アクセスランキング

  1. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  2. 下請法が「取適法」に…2026年1月施行の改正ポイントは?
  3. 三菱ふそう、『スーパーグレート』3万1122台をリコール…ACMブラケットに不具合
  4. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  5. ジープ『グラディエーター』、カナダで約120万円値下げ…2026年型を年内発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る