ケーニグセグ『レゲーラ』、0-400-0km/hが28.81秒…リマックの記録を更新

ケーニグセグ・レゲーラ
ケーニグセグ・レゲーラ全 4 枚

ケーニグセグは6月16日、電動ハイパーカー『レゲーラ』(Koenigsegg Regera)が、0~400km/hの加速性能と400km/hから停止するまでの制動性能において、世界新記録を達成した、と発表した。

レゲーラは、プラグインハイブリッド(PHEV)パワートレインを採用したハイパーカーだ。ミッドシップに搭載されるエンジンは、5.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボで、最大出力1100hp、最大トルク127.5kgmを発生する。モーターは合計3個で、後輪左右用に各1個、残るひとつは、エンジンのクランク部分にレイアウトされた。このモーターが、低回転域のエンジントルク不足を補い、エンジンスターターとしても機能する。

レゲーラは、エンジンとモーターを合わせたシステム全体で、最大出力1500hp以上、最大トルク204kgm以上を引き出す。

このレゲーラが、0~400km/hの加速性能と400km/hから停止するまでの制動性能において、世界新記録を達成した。その内容は、0~400~0km/hが28.81秒(0~400km/hが20.68秒、400km/h~0km/hが8.13秒)というもの。リマックのハイパーEV『ネヴェーラ』が5月に打ち立てた0~400~0km/hの29.93秒を、1秒以上短縮している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. マッスルカー『チャージャー』、内燃エンジン仕様が登場…直6ツインターボで550馬力
  3. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  4. コルベット史上最強の「ZR1X」、60年ぶりマット塗装の限定車は約3575万円から
  5. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る