メルセデスベンツ『CLE』発表、Cクラス と Eクラス のクーペを統合

メルセデスベンツ CLE クーペ
メルセデスベンツ CLE クーペ全 5 枚

メルセデスベンツ(Mercedes-Benz)は7月5日、新型2ドアクーペ『CLEクーペ』をワールドプレミアした。

写真:メルセデスベンツ CLE クーペ

CLEクーペは、『Cクラスクーペ』と『Eクラスクーペ』を統合して誕生した新型2ドアクーペだ。現行のメルセデスベンツのラインナップでは、「CL」の名前は『CLA』と『CLS』に用いられており、CLEクーペはCLAとCLSの間に位置するモデルになる。

CLEクーペは、ロングホイールベースに強い傾斜のAピラー、短いフロントオーバーハングと長めのリアオーバーハング、大径ホイールなどのプロポーションが特長だ。CLEクーペは、スポーティでエレガントなプロポーションに、メルセデスベンツの最新デザイン言語を融合させた。メルセデスベンツのデザイン理念の「Sensual Purity(官能的な純粋さ)」に忠実に、あらゆる角度から見てエモーショナルで、パワーとダイナミズムに満ちたフォルムを追求している。

CLEクーペのボディサイズは、全長4850mm、全幅1860mm、全高1428mmで、ミッドサイズクーペとしては最大サイズ。Cクラスクーペよりもホイールベースは25mm延ばされており、室内スペースを拡大する。とくに後席乗員は、ヘッドルームが10mm、肩と肘のスペースが19mm、膝のスペースが72mm広くなった。トランク容量も60リットル増えて、ゴルフバッグ3個が積載できる。

インテリアには、独立した12.3インチのフルデジタルインストルメントディスプレイ、縦型の11.9インチセンターディスプレイを装備した。CLEクーペ専用に開発されたインテグラルスポーツデザインのフロントシートを採用している。

《森脇稔》

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