ロータスの電動SUV『エレトレ』、「R」など3グレードを設定…グッドウッド2023展示予定

905hpの「R」は0~100km/h加速2.95秒

空力性能を高める「ポロシティ」デザイン

15.1インチのOLEDタッチスクリーン

ロータス・エレトレ R
ロータス・エレトレ R全 10 枚

ロータスカーズは7月7日、ブランド初の電動SUVのロータス『エレトレ』(Lotus Eletre)を7月13日、英国で開幕する「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2023」に出展すると発表した。

写真:ロータス・エレトレ

◆905hpの「R」は0~100km/h加速2.95秒

エレトレには、ベースグレード、「エレトレS」、「エレトレR」の3タイプが用意される。このうち、ベースグレードとエレトレSのEVパワートレインは、モーターが最大出力603hp、最大トルク72.4kgmを発生する。パワフルなモーターにより、0~100km/h加速4.5秒、最高速258km/hのパフォーマンスを可能にする。また、バッテリーの蓄電容量は112kWhで、1回の充電での航続は最大600km(WLTPサイクル)。急速充電を利用すれば、バッテリーの8割の容量を20分で充電できる。

エレトレRのEVパワートレインは、モーターの最大出力が通常モデルの603hpに対して、905hpに引き上げられる。パワフルなツインモーターにより、0~100km/h加速2.95秒、最高速265km/hのパフォーマンスを可能にした。ロータスカーズは、世界最速のデュアルモーター搭載のピュア電動SUV、と自負する。また、バッテリーの蓄電容量は112kWh。1回の充電での航続は490km(WLTPサイクル)に到達する。

エレトレRの専用装備が「トラックモード」だ。他のグレードと比較して、車高が低くなり、ダンパーとアンチロールコントロールは、パフォーマンス志向の設定に切り替わる。サーキットでは、縦方向と横方向の限界領域において、より高いレベルのフォーマンスを可能にしているという。

◆空力性能を高める「ポロシティ」デザイン

ロータス・エレトレロータス・エレトレ

エレトレのデザインの特徴的な要素が、「ポロシティ」だ。空気は、車を通り抜けるだけでなく、車の下、上、周囲にも流れるという空力学的な理論になる。ポロシティは、ハイパーEVの『エヴァイヤ』のデザインの中心であり、新型スポーツカーの『エミーラ』にも取り入れられた。

エレトレの場合、車の前縁の下に空気が流され、ボンネット上部に組み込まれた2つの出口から排出される。また、フロントホイールアーチの前方や後方、リアホイールの後方、Dピラーの上部にもポロシティが設けられた。これにより、空気抵抗が少なくなり、航続、速度、性能の向上など、より効率的な走行を可能にするメリットがあるという。

フロントには、エミーラやエヴァイヤと同様、シャープなリーディングエッジを採用した。リーディングエッジのすぐ上には、デイタイムランニングライトとスクロール式のウインカーを装備した。ライトクラスターは、スリムなデザイン。メインランプは、対向車に影響を与えることなく、常時ハイビーム照射が可能なマトリクス方式だ。その下は凹型で、部分的に隠れるように配置されている。

◆15.1インチのOLEDタッチスクリーン

ロータス・エレトレロータス・エレトレ

ドライバーの前方に設置されているインストルメントクラスターは、高さ30mm以下とスリムで、主要な車両情報とトリップ情報を伝達する。助手席側も同様で、ドライバー側とは違う音楽選択や近くの名所など、さまざまな情報を表示する。

ダッシュボード中央には、最新のOLEDタッチスクリーンテクノロジーを採用した。車両のインフォテインメントシステムには、15.1インチのディスプレイからアクセスする。画面が不要な場合は、自動的にフラットに折りたためる。また、拡張現実(AR)技術を搭載したヘッドアップディスプレイを標準装備しており、ドライバーにさまざまな情報を表示する。

エレトレの各機能は、デジタルでコントロールできる。一部のキーコントロールは、アナログスイッチでもコントロール可能だ。音声認識技術によるボイスコントロールにも対応している。

《森脇稔》

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