ロサンゼルスモーターショーとSEMAも出展中止、ストの影響が拡大…ステランティス

フィアットのプレスカンファレンス(ロサンゼルスモーターショー2022)
フィアットのプレスカンファレンス(ロサンゼルスモーターショー2022)全 10 枚

ステランティス(Stellantis)は10月20日、米国で10月31日に開幕するSEMAショー2023と、11月16日に開幕するロサンゼルスモーターショー2023への出展を中止すると発表した。2024年1月に米国ラスベガスで開催される「CES 2024」への出展中止の発表に続くものだ。

SEMAショー2023、ロサンゼルスモーターショー2023への出展をキャンセルした理由は、米国の工場で長引いているストライキによるものだ。UAW(全米自動車労組)との交渉が続く中、ステランティスは事業の基盤維持に重点を置き、今回のストライキが始まってから行ってきた緊急時対応策の一環として、SEMAショー2023とロサンゼルスモーターショー2023への出展とプレゼンテーションの中止を決定した。

SEMAショーは、日本の東京オートサロン、ドイツのエッセンモーターショーと並んで、世界3大カスタマイズカーショーのひとつ。ステランティス傘下のジープブランドは、前回のSEMAショー2022において、クラシックSUVをEV化した『CJ サージ・コンセプト』(Jeep CJ Surge Concept)を初公開した。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る