三菱 ミニキャブEV 改良新型…商品強化「お客様ニーズの高い航続、先進安全装備など」

三菱自動車 ミニキャブEV
三菱自動車 ミニキャブEV全 4 枚

三菱自動車は軽商用EV(電気自動車)『ミニキャブEV』の航続距離延長や先進安全装備の搭載など一部改良を実施し12月21日から販売を開始すると発表した。価格は2シーターモデルが243万1000円、4シーターが248万6000円となっている。

【画像全4枚】

◆三菱自動車らしいEVとして

今回の改良について三菱自動車商品戦略本部の藤井康輔チーフ・プロダクト・スペシャリストは「昨今の世界的な脱炭素化への関心の高まり、市場のEVシフトに向けた動きの活性化を受け、三菱自動車らしいEVとして、さらに多くのお客様にミニキャブEVを活用して頂きたいと考え、今回のモデルではお客様ニーズの高い航続距離、先進安全装備追加などの商品強化を実施した」と説明。

このうち航続に関しては「電池やコンポーネントの新世代化により航続距離を旧型から35%アップし、WLTCモードのカタログ値で180kmとしている。走行距離に関する社内調査で軽商用バンユーザーの80%以上は1日に90km以下の走行という回答を得ている。すべてのお客様にあてはまるわけではないが、こうしたデータからもより幅広いオペレーションにご活用頂けるようになったと考えている」と藤井氏は自信を示した。

また先進安全装備では「衝突被害軽減ブレーキ、誤発進抑制機能など先進安全装備を搭載することでサポカーSワイドに対応した。業務使用における安全安心性の向上の声が大きくなっており、それに応えるべく装備した」という。

このほかの改良点では「モーターやインバーターの新型化、ショックアブソーバーの改良により静粛性だけでなく乗り心地も向上している。またヒルスタートアシストを新たに設定しているので坂道で停車しても楽に再発進することができる」と藤井氏は解説する。ちなみに静粛性では従来モデルに比べて15デシベル低減しているという。

◆価格はほぼ据え置き

今回の改良では航続距離の延長や先進安全装備の追加、モーターの新型化などが行われたが、価格そのものは先代からほぼ据え置きとなった。ただその一方で先代まで標準装備だった急速充電装備のオプション化やスペアタイヤを廃止しパンク修理キットへの変更といったそぎ落とされた装備もある。

藤井氏は「各社との実証実験や各社の使われ方の情報をあつめたところ、ほとんどの業者が各拠点や営業所の中で夜に充電したり、昼休みに追加充電したりと、外部の急速充電を使うケースが非常に少ないということでコストのかかる急速充電はオプションにして、今回新たに追加した装備を搭載しても価格をほとんど上げないようにするために、より必要性の高いものを標準設定して、あまり使わないものはオプションとした」と明かした。

◆ストレートにEV

また今回の改良を機にモデル名も『ミニキャブ・ミーブ』からミニキャブEVへと変わった。「ずっと我々EVはミーブという名前をずっと使ってきたが、お客様にとってEVであることが少しわかりづらかったという反省もあり、『eKクロスEV』からストレートにEVという名前を使おうということを決めた経緯がある。今回のミニキャブについてもeKクロスEVに合わせて同様にEVを冠する名前にした」と藤井氏は話していた。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. これが日産『スカイライン』次期型だ! V6ツインターボをハイブリッド化で、最大420馬力
  2. 空冷ポルシェ911最終型「993」専門リマスター、Gunther Werksが日本上陸…オートダイレクトが独占販売
  3. 体感温度を約16度下げて熱中症対策、ペルチェ冷却×送風ファン搭載「氷脈ファン」発売
  4. これがレクサス『UX』次期型の顔だ! ハイブリッド継続で2026年内に登場か
  5. 新型トヨタ『ハイラックス』用GRパーツ登場! スタイルと機能性を両立した6アイテム
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ホンダ「2026ビジネスアップデート」…次世代HV15車種投入、2029年度営業利益1兆4000億円
  2. 「電気バス」でつながる聖地・高野山、導入の裏にあった合理的な理由
  3. ボルボ・トラック、新パワートレイン発表…EVは航続700km実現
  4. 「ヤンチャEV」「欲しいぃぃ」ホンダの小型EV『スーパーワン』発売にSNS興奮!約340万円の価格に「安すぎる」の声も
  5. アウディA5シリーズにPHEVモデル追加、EV走行最長110kmを実現…1151万円から
ランキングをもっと見る