トライアンフがモトクロッサー『TF 250-X』を発表

トライアンフ TF 250-X
トライアンフ TF 250-X全 10 枚

トライアンフは11月29日、競技用モトクロスバイク『TF 250-X』を正式発表した。

[写真:トライアンフ TF 250-X]

TF 250-Xはリッキー・カーマイケルやイバン・セルバンテスをはじめとするモトクロストップライダーとの協力の下に開発した4ストロークコンペティションモデル。レース対応の高性能パワートレインと超軽量アルミニウム製シャーシを採用する。なお、日本国内への導入は未定。

TF 250-Xは新開発のコンペティション用4ストローク250ccシングルエンジンを搭載。鍛造アルミニウムピストンとチタンバルブを備えたこのエンジンはカーボン低摩擦コーティングを施し、軽量マグネシウム製カバー、エクセディ製ベルビルクラッチも装備する。エンジン管理と調整は、オプションのMXチューンPROアプリで補完。マッピング、リアルタイムのエンジンセンサー・ダッシュボード、ライブ診断機能を使用できる。

ツインクレードルを備えたアルミ製の高強度軽量スパインフレームは、性能、質量、柔軟性の最適バランスを目指して設計。これによりTF 250-Xはカテゴリー最高のパワーウェイトレシオを達成している。

足回りはKYB製で、フロントはトラベル量310mmのAOS(分離加圧タイプ)48mmフォーク、リアは305mmの3ウェイピギーバックコイルリアショック。いずれもコンプレッション/リバウンド調整機能を持つ。

ブレーキシステムはブレンボ製で、フロントが24mmツインピストンと260mmディスク、リアは26mmシングルピストンと220mmディスクの組み合わせ。D.I.D製ダートスター7000シリーズアルミリムと削り出しアルミハブに、ピレリ製スコーピオンMX32ミッドソフト・タイヤを装着する。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ『フリード』がニューレトロに!? ダムドが専用ボディキットのデザインを先行公開 発売は2025年冬
  2. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  3. さらなる人馬一体へ!NDロードスター用「リビルトエンジン」発売、価格は65万7800円
  4. メルセデスベンツ『Gクラス』、オープン「カブリオレ」復活へ
  5. マツダの新型SUV『EZ-60』すでに4万台の予約殺到! SNSでは「マツダ復権か??」「日本でも売るべき」など話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る