テスラ、『サイバートラック』の48Vシステム採用を他社に呼びかけ…フォードCEO「自動車業界にとって良いこと」

テスラ・サイバートラック
テスラ・サイバートラック全 5 枚

ブランド初の電動ピックアップトラック『サイバートラック』から、48Vの電気システムの採用を開始したテスラ。同社が48Vシステムの採用を、他社に呼びかけていることが分かった。

これは12月7日、フォードモーターのジム・ファーリーCEOが明らかにしたもの。同CEOは「冗談は抜きにして、テスラのイーロン・マスクCEOから(48Vシステムについての)文書を受け取った」と述べ、「これは自動車業界にとって良いことだ」と、48Vの電気システム採用に前向きな姿勢を示した。

48Vの電気システムは、12Vの電気システムに代わるものとして、欧州の自動車メーカーを中心に採用されている。48Vの電気システムは、電気配線を細くできることによる軽量化や、車両の効率を高めるなどのメリットがある。しかし、米国の自動車メーカーでは、普及は進んでいない。


《森脇稔》

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