ロールスロイス世界販売が新記録、ブランド初のEVに高い需要 2023年

ロールスロイス・スペクター
ロールスロイス・スペクター全 5 枚

ロールスロイスモーターカーズ(Rolls-Royce Motor Cars)は、2023年の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は119年の歴史で過去最高の6032台。前年比は0.2%増と微増ながら、3年連続で前年実績を上回った。

2023年は、『レイス』と『ドーン』の生産を予定通り終了した。その一方で、ブランド初のEVの『スペクター』の生産と販売を開始し、秋には最初の納車が行われた。スペクターは、とくに若い顧客を中心に大きな関心を集めている。スペクターに対する需要は、2025年まで続くオーダーにつながっているという。

また、2023年は、カスタマイズを手がける「ビスポーク・コミッション」が、過去最高の件数と金額を達成した。ロールスロイスの自動車はすべて、英国グッドウッド工場において手作業で製作されており、1台1台にビスポークの要素が含まれている。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  2. もしも流行の「2段ヘッドライト」がなかったら…!? 一流デザイナーが斬新なフロントマスクを提案
  3. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
  4. 東京外環道、千葉県内の4つのインターチェンジがETC専用に…9月2日から
  5. 高級車専用の屋内駐車場「コーンズ・リザーブ」、大阪南港に10月オープン
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る