ヤマハ『XJR1300』、燃料ポンプ不具合でリコール

改善箇所説明図
改善箇所説明図全 1 枚

ヤマハ発動機販売は、燃料ポンプの不具合によるリコールを発表した。

不具合が見られるのは、燃料装置の一部である燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)。成形条件が不適切なため樹脂密度が低下し、燃料によって膨潤して変形する可能性があると。これにより、インペラがポンプカバーに接触し、燃料ポンプの作動不良を引き起こす恐れがある。最悪の場合、走行中にエンジンが停止する(エンスト)リスクが指摘されている。

リコール対象となるのは、交換修理用部品として出荷し、組付けられた可能性がある車両が特定できた「XJR1300」3台。このほか、交換修理用部品として出荷し、組付けられた車両が特定できないものとして「XJR1300」「XJR1300L」「FZ1 FAZER」「FZ1」「MT-01」「YZF-R6」「XVS1300」の7車種、209個の部品が対象となる。

ヤマハは、リコール対象車を保有する顧客に直接連絡を取り、無償での修理を実施している。

また、「運転時のお願い」として、「エンジンを始動する時に掛かりにくい、走行中に加速しないなどのエンジン不調と思われる症状が発生した場合は、お早めにヤマハ販売店までご連絡ください。なお、万が一走行中にエンストが発生した場合は、安定性を損なわないようにブレーキを掛け他の交通の妨げとならない場所に車両を停め、運転者と同乗者の方は、安全な場所に避難してください」と呼びかけている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ほぼ未使用」のスーパーカー20台、匿名バイヤーに一括売却へ その総額は…
  2. ホンダ『フリード』がニューレトロに!? ダムドが専用ボディキットのデザインを先行公開 発売は2025年冬
  3. レクサス NX、電動モデルのラインナップを拡充…2026年型を米国発表
  4. HKS、スバル・トヨタ車向け限定ステアリングの受注期間を大幅延長 2026年1月まで
  5. ヤマハのネオレトロ『XSR900』、外装キットが国内20%超の装着率で「嬉しい誤算」その理由とは?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る