【株価】自動車株は全面安、円安が市場のかく乱要因に

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2日の日経平均株価は前日比37円98銭安の3万8236円07銭と小幅続落。米国市場でハイテク株が下落した流れを受け売りが先行。一方で反発狙いの買いも入り、下げ幅は限定的だった。

1日のニューヨークダウは87ドル高の3万7903ドルと反発。前日今年最大の下げ幅を記録したとあって、主力株の一部に自律反発を狙った買いが入った。半導体関連株は大手企業が業績見通しに対する警戒感から売られた動きが波及し、軟調な動きとなった。ハイテク株主体の米ナスダック市場は続落。電気自動車(EV)のテスラは1.80%安と続落。

1日のニューヨーク外国為替市場で円相場が一時1ドル=153円台まで急伸。わずか1時間程度で4円を超える円高となり、市場では政府・日銀が円買い介入を行ったと見られている。

東京外国為替市場では一時1ドル=156円台に再度円安が進行。政府・日銀の介入に対し、市場では「対症療法に過ぎず、日米金利差が縮小することにならない限り、円安基調は変わらない」との見方が大勢を占めている。


《山口邦夫》

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