ジェイテクト、水素エンジン車向け「高圧水素減圧弁」開発を推進

水素エンジン向け高圧水素減圧弁
水素エンジン向け高圧水素減圧弁全 2 枚

ジェイテクトは、カーボンニュートラル達成に向けた取り組みの一環として、水素エンジン車用の「高圧水素減圧弁」の開発を進めている。同社は、2035年までにオールジェイテクトでカーボンニュートラルを実現する目標を掲げ、製品開発に力を入れている。

ジェイテクトは2002年から高圧水素事業に着手し、燃料電池自動車用の「高圧水素供給バルブ」と「高圧水素減圧弁」を開発。これまでに5.4万個以上の生産実績と7.9億km以上の走行距離を記録している。これらの経験を活かし、水素エンジン車向けの製品開発にも乗り出した。

燃料電池自動車は水素と酸素の化学反応で発電し、その電気でモーターを回転させる。一方、水素エンジン車は水素を燃焼させ、そのエネルギーで駆動する。水素エンジン車はCO2を排出せず、資源の枯渇の心配もない。


《小崎未来@DAYS》

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. 日産、新型SUV『カイト』予告…ブラジルで生産し世界20か国以上に輸出へ
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. トヨタ『ハイラックス』新型、全方位パワートレーンで誕生…日本はディーゼルを2026年発売へ
  5. 「息を呑むような美しさ」マツダ『VISION X-COUPE』に熱視線! 新時代のクーペ像にSNSでは期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る