メルセデスベンツ『EQE』シリーズ、航続が最大690kmに…加速性能も向上

メルセデスベンツ EQE
メルセデスベンツ EQE全 4 枚

メルセデスベンツは8月28日、EVの『EQE』と『EQE SUV』の英国仕様車に新たなパワートレインを導入し、航続と性能を向上させた、と発表した。

【画像全4枚】

新たに導入されたのは、「350+」と「500 4MATIC」。これらのパワートレインにより、EQEとEQE SUVの性能が進化している。

350+パワートレインは、96kWhの高電圧バッテリーとより強力な電動モーターを搭載しており、「EQE 300」と比較して航続が80km増加し、最大690kmに達する。また、0-100km/h加速は6.5秒と、ほぼ1秒短縮された。「EQE 350+ SUV」も同様に、航続が70km増加し、最大約605kmとなった。

一方、500 4MATICパワートレインは、91kWhの高電圧バッテリーと2つの非同期電動モーターを搭載し、合計408hpを発揮する。これにより、「EQE 500 4MATICは」0-100km/h加速が4.7秒となり、航続は最大620kmに達する。

さらに、EQEとEQE SUVのラインアップには、AMGラインエディション、AMGラインナイトエディションプレミアム、AMGラインナイトエディションプラスの仕様が追加された。スポーツエディション仕様はEQEのみに用意される。

両モデルの顧客は、キルティングナッパレザーのコンフォートシート、ヒーター付きリアシート、ヒーター付きステアリングホイール、ヒーター付きフロントガラスを含むラグジュアリーインテリアパッケージを選択できる。また、MBUXハイパースクリーンがEQE 500 4MATICおよびメルセデスAMG『EQE 53』モデルに標準装備され、EQEの顧客はエアマティックエアサスペンションをリファインメントパッケージの一部として指定できる。

メルセデスAMGの高性能EQEおよびEQE SUVは、ナイトエディションおよびナイトエディションプレミアムプラス仕様で販売される。これにより、顧客はより多様な選択肢から自分に最適なモデルを選ぶことができるようになった。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. 三菱自動車の営業利益81%減、赤字92億円 2025年度上半期決算
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. トヨタ『ハイラックス』新型、11月10日にタイで世界初公開へ
  5. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る