台湾デルタ、アルプスアルパインのパワーインダクター事業を買収

アルプスアルパインのパワーインダクター
アルプスアルパインのパワーインダクター全 1 枚

台湾のデルタは、子会社のデルタ電子とDelta Electornics (Korea), Inc.を通じて、日本のアルプスアルパインのパワーインダクターおよび粉末材料事業を約7100万ドルで買収する契約を締結した、と発表した。

パワーインダクターは電源回路の電圧の供給を安定させるために、自動車やスマートフォンなど幅広い製品に使われている。

アルプスアルパインの粉末材料に関する特許技術は、デバイスや機器のエネルギー効率を向上させる低電力損失パワーインダクターの開発に使用されている。買収完了後、デルタは日本と韓国におけるアルプスアルパインのパワーインダクター事業を統合し、研究開発能力、生産設備、顧客基盤を組み合わせて、データセンター、AIハイパフォーマンスコンピューティング、エッジコンピューティング、EV、スマートフォン、次世代ICT製品などへの受動部品の供給能力を強化する。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る