スズキ、インド全土に販売網を構築、2030年までに6800店に拡大[新聞ウォッチ]

スズキはインドの販売網を2030年までに6800店に拡大する。写真は日本にも導入予定の人気SUV「フロンクス」
スズキはインドの販売網を2030年までに6800店に拡大する。写真は日本にも導入予定の人気SUV「フロンクス」全 2 枚

14億人から2050年には16億人を超えるという大胆な予測もあるほどに、中長期的にも成長が期待できる世界最大の人口を抱えるインド市場。そこでの乗用車のシェア4割を持つ最大手のスズキが、現在3900店ほどの自動車販売店を2030年度までに7割増の6800店程度に拡大する計画という。

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きょうの日経が1面トップで「スズキ、印全土で販売網」などと報じているが、トヨタ自動車も新工場を建設する予定で、「中国で販売が振るわない日本車メーカーが、北米に次ぐ収益基盤としてインドの重要性が増してきた」とも伝えている。

振り返れば、スズキがインドに進出したのは1982年。当時、グローバル化を掲げていた日本の自動車メーカーはまっしぐらに北米市場を目指す一方、今日の経済発展の気配もほとんど感じられない未開の地のインドを顧みる経営者など、皆無に等しかった時代だった。

そのインド進出の立役者の鈴木修氏(現相談役)は「成功するという確信を持って進出したわけではない。インドくらいしか“中小企業”のウチの出ていくところがなかったというのが本当のところ。そのインドで自動車ビジネスが成り立つと知って大手さんがどんどん参入してきたら、あっという間に追い出されかねない」と述べていたことを思い出す。

あれから40年の年月が過ぎて、スズキが稼ぎ頭のインド全土で販売網を構築するのは先手必勝で、人口ばかりでなくインドが米国や中国を抜き世界最大の自動車市場に躍り出る可能性も否定できないからだろう。

2024年9月26日付

●充電施設25か所、ベンツ日本増設、新社長が方針 (読売・6面)

●パトカーの赤ランプ、光り方2パターンに、聴覚障害者でも区別可能に (毎日・19面)

●保守用車2台衝突、6人負傷、8月、JR東、過積載原因か (産経・1面)

●ヤマハ発、最速20代で管理職 (産経・12面)

●東海道新幹線、祝60周年、沿線の魅力や「思い出」エッセー、JR東海が特設サイト (東京・4面)

●スズキ、印全土で販売網、7割増6800店に、トヨタは新工場 (日経・1面)

●VW労使交渉開始、独工場閉鎖巡り (日経・15面)

●東京ゲームショウきょう開幕、出展最多985社、海外勢が過半、ソニー『PS5Pro』試遊も(日経・17面)

《福田俊之》

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