最強のポルシェ『タイカン』がフォーミュラEセーフティカーに、1108馬力の「ターボGT」

ポルシェ・タイカン・ターボGTがフォーミュラEの新型セーフティカーに
ポルシェ・タイカン・ターボGTがフォーミュラEの新型セーフティカーに全 5 枚

ポルシェは、フォーミュラEの新型セーフティカー、『タイカン・ターボGT』を米国オレゴン州ポートランドで開催されたフォーミュラEのE-Prixイベントで初公開した。

新型フォーミュラEセーフティカーに起用された「タイカン・ターボGT」

この新型車は、2019年モデルの『タイカン・ターボS』に代わり、フォーミュラEの公式セーフティカーとして採用された。

タイカン・ターボGTは、より強力なパルスインバーターを装備し、最大出力788hpを発生する。ローンチコントロール使用時のオーバーブーストパワーは1033hp、2秒間に限って最大1108hpに到達する。また、1240Nmのトルクを発揮し、0-100km/h加速は2.2秒。最高速度は305km/hに達する。

ステアリングを握るのはポルトガル出身のレーシングドライバー、ブルーノ・コレイア。1994年にプロのモータースポーツに転向し、以来多くの経験を積んできた。現在は、フォーミュラEのセーフティカードライバーとして活躍する。

ポルシェは、「この新型セーフティカーは、ポルシェの技術力を示すものであり、電動車の未来を推進するフォーミュラEの理念に合致している。ポルシェのエンジニアやメカニック、デザイナー、プログラマーたちは、レースカーの性能を最大限に引き出すために日々努力している」と説明する。

《森脇稔》

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