マセラティ、過去と現在をつなぐ2台のオープンカー出展…欧州最大のクラシックカーイベントに

マセラティ・ギブリ・スパイダー 4.7とグランカブリオ・トロフェオ
マセラティ・ギブリ・スパイダー 4.7とグランカブリオ・トロフェオ全 5 枚

マセラティは10月24~27日、イタリア・ボローニャで開催された欧州最大のクラシックカーイベント「Auto e Moto d'Epoca 2024」に出展。異なる時代の2台のコンバーチブルモデルを展示し、スポーツカーとしての高性能と長距離走行に適した快適性を兼ね備えたグランドツーリングの伝統を示した。

展示されたのは、1969~1972年に製造された『ギブリ・スパイダー 4.7』と、2024年初頭に発表されたばかりの最新モデル『グランカブリオ・トロフェオ』の2台だ。これらの車両は、マセラティの過去と現在を結ぶ強固な絆を象徴している。

『ギブリ・スパイダー』は、1966年に発表されたグランドツアラーの流れを汲むモデルで、砂漠の風にちなんで名付けられた。重量1300kg以上ながら、最高速度260km/hを超える性能を誇った。

一方、新型グランカブリオ・トロフェオは、550hpのV6ツインターボエンジン「ネットゥーノ」を搭載し、マットグレーのボディカラーと赤いインテリアが特徴的だ。

イベント会場では、マセラティクラシケプログラムの取り組みも紹介された。このプログラムは、20年以上前のマセラティ車や特別シリーズの真正性を証明する認証プロセスを含み、コレクターや顧客向けに独自のサポートサービスを提供している。

また、マセラティは同イベントのモーターバレー専用パビリオンにも出展し、ブランドの中心地であるモデナの重要性を強調した。

《森脇稔》

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