「330km/h超えってマジ?」アルファロメオの新型スーパーカー、そのスペックにファン驚愕

アルファロメオ『33ストラダーレ』の高速テストの様子
アルファロメオ『33ストラダーレ』の高速テストの様子全 8 枚

アルファロメオの新型スーパーカー『33ストラダーレ』が、直径4km、全長12.6kmの高速周回路「ナルドリング」を有する世界有数の自動車テスト施設NTCで、目標最高速度333km/hを達成した。また0-100km/h加速を3秒以内で記録したと発表した。このニュースにSNSでは「330km超えってマジ?」など、その性能に驚きの声が上がっている。

アルファロメオ 33ストラダーレ

『33ストラダーレ』は、1967年に登場したオリジナルモデルの精神を受け継ぎつつ、最新技術と洗練されたデザインを融合させたアルファロメオの新たな旗艦モデルだ。「フオリセリエ」として33台限定生産され、購入者それぞれの要望に応じて細部をカスタマイズするという贅沢なプロセスを経て製造される。

エクステリアは、初代モデルの流麗なラインを彷彿とさせつつ、モダンな要素を取り入れ、過去と未来を結ぶデザインとなっている。内装には高品質な素材と先進的な技術が採用され、極上のドライビング体験を提供する。また、「ストラーダ」と「ピスタ」の2つのモードを搭載し、公道とサーキットの両方で驚異的なパフォーマンスを発揮する。

パワートレインは、内燃エンジンとEVの2種類が選択可能だ。内燃エンジン仕様は、車体中央に縦置きされた3.0リットルV型6気筒ツインターボを搭載し、620ps以上の出力を誇る。8速デュアルクラッチトランスミッションを介して後輪を駆動し、0-100km/h加速はわずか3秒以下、最高速は333km/hに達する。一方、EV仕様は最大出力750ps以上、航続距離は最大450km(WLTPサイクル)を実現し、次世代スーパーカーとしての性能を備える。サスペンションにはアクティブシステムを採用し、快適性とパフォーマンスを両立。また、電子制御式リミテッドスリップデフや高性能ブレーキシステムが、極限のハンドリングと制動力を提供する。

アルファロメオのハイパーカーの登場にX(旧Twitter)では、「(時速)330km超えってマジ?」「ヤバすぎん?」など、スペックの高さに驚きのコメントがあふれた。また、「近年最も好きなデザインの一台」「33ストラダーレかっこいいな」「イタリアらしくて良いよなー」など、アルファロメオの伝統を受け継いだエクステリアデザインについても高評価なコメントが目立つ。

この新型は、アルファロメオファンだけでなく、スーパーカー愛好家にとっても見逃せない存在だ。1967年の名車を現代に蘇らせた『33ストラダーレ』は、まさに未来への扉を開く1台となるに違いない。

《宗像達哉》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  2. ダイハツ『ムーヴ』開発責任者が語る、スライドドアを採用した「3つの理由」
  3. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  4. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  5. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る