ステランティスとゼータエナジー、次世代EV向けリチウム硫黄電池を共同開発、2030年までに搭載へ

次世代EV向けリチウム硫黄電池の共同開発でステランティスとゼータエナジーが提携
次世代EV向けリチウム硫黄電池の共同開発でステランティスとゼータエナジーが提携全 1 枚

ステランティスは、次世代EV向けのバッテリー技術の開発で、米国のゼータエナジーと提携すると発表した。両社は、リチウム硫黄電池の共同開発を通じて、EVの性能向上とコスト削減を目指している。

新技術により、現行のリチウムイオン電池と同等の体積エネルギー密度を維持しつつ、重量エネルギー密度を大幅に向上させることが可能になる。これにより、EVのバッテリーパックが軽量化され、走行距離の延長や操縦性の向上、全体的な性能アップが見込まれる。

さらに、急速充電の速度が最大50%向上する可能性があり、EVの利便性が高まる見通しだ。コスト面でも、新型バッテリーは現行のリチウムイオン電池の半分以下になると予想されている。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  3. 日産『フェアレディZ』の「レトロな仕様」に注目…土曜ニュースランキング
  4. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  5. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る