シボレー・コルベット最強、1064馬力の「ZR1」新型…量産第1号車が5億円超で落札

シボレー『コルベットZR1』新型の量産第1号車がバレット・ジャクソンオークションにおいて370万ドル(約5億7500万円)で落札
シボレー『コルベットZR1』新型の量産第1号車がバレット・ジャクソンオークションにおいて370万ドル(約5億7500万円)で落札全 3 枚

シボレーは、スーパーカー『コルベットZR1』新型の量産第1号車が、アリゾナ州スコッツデールで開催されたバレット・ジャクソンオークションにおいて、370万ドル(約5億7500万円)で落札されたと発表した。

この金額は、バレット・ジャクソンのチャリティ車両オークションにおける最高額記録に並ぶもの。落札金額の全額は、アメリカ赤十字社に寄付され、ハリケーン「ヘレン」と「ミルトン」の被災地域をはじめ、山火事や暴風雨など、大小様々な災害の被災者支援に充てられる。

シボレーのスコット・ベル副社長は、「1064hpを誇る新型コルベットZR1は、アメリカのエンジニアリングの頂点」と述べ、「バレット・ジャクソンと赤十字社と協力し、このアメリカンアイコンの歴史的な販売が、ハリケーンの被災者や全国の数多くの災害の影響を受けた人々の役に立つことを誇りに思う」とコメントした。

オークション会場では、コルベットのチーフエンジニアのジョシュ・ホルダー氏が、「史上最速で最も強力なコルベット」として新型ZR1を紹介。その後、ヘンドリック・カンパニーズの創業者兼CEO、リック・ヘンドリック氏が落札に成功した。

シボレーは、15年以上にわたりバレット・ジャクソンのチャリティーオークションプログラムに参加しており、これまでに多くの慈善団体のために多額の寄付を集めてきた。今回のオークションにより、第8世代コルベットの販売を通じてシボレーがバレット・ジャクソンのチャリティーオークションで集めた総額は1290万ドルに達した。

GMとシボレーは、長年にわたり赤十字社との関係を維持しており、定期的に同組織の災害救援活動を支援している。今回のチャリティーオークションは、自動車メーカーの社会貢献活動の一環だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. トヨタ RAV4 新型の競合は? 価格帯別にライバルを予想する
  4. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  5. スズキ『ジムニー』、フランス最終モデルは55台限り…6月末に発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る