「ジムニーノマドはエスクードの再現」スズキの鈴木社長は5ドアに思うところあり

スズキ・ジムニーノマドと鈴木社長
スズキ・ジムニーノマドと鈴木社長全 7 枚

想定外の人気で受注を停止しているスズキジムニーノマド』。新型車の小型5ドアSUVにサブネームの「ノマド」をつけるように提案したのは鈴木俊宏代表取締役社長だ。「『エスクード』の再現のようなところがある」と、その理由を述べた。

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日本市場では軽自動車のジムニーがあり、それをベースにした拡大版で小型車規格の「ジムニーシエラ」がある。小型車規格のSUVとしては、かつてスズキはエスクードをラインナップしていた。初代が3ドアで1988年に導入され、5ドアが1990年に追加された。この5ドアが「エスクードノマド」と呼ばれていたのだ。ノマドの名前はおよそ30年ぶりの復活だ。

スズキ社長は「エスクードは日本におけるコンパクトSUVの開拓者、SUV市場を切り開いた車だと思っている。3ドアがヒットして、ノマドを出してさらに市場が広がったイメージだ。軽自動車のジムニー、3ドアのシエラ、5ドアのノマドで、本格四駆セグメントの中で3シリーズ合わせてポジションを維持し、ブランドを維持して欲しい」と説明する。

エスクードは初代が3ドアで導入され、ロングボディの5ドアモデルとしてエスクードノマドが追加された。より快適で使いやすい都会派オフローダーを求める声に応えた。3ドアモデルに対して全長を415mm、ホイールベースを280mm延長し、ステーションワゴンとしての実用性も持つ。その後、SUVは5ドアボディが主流になったせいか、2代目エスクードからは5ドアボディ用のサブネームはなくなる。また、4代目は5ドアボディのみの設定だった。

いっぽう、ジムニー5ドアは海外市場でも販売されているが、5ドアに「ノマド」のサブネームはつかない。海外には軽自動車仕様はなく、日本の小型車規格の「ジムニーシエラ」がサブネームなしの「ジムニー」で販売され、ジムニーの車名で3ドアと5ドアの2車種をラインナップすることになる。海外ではジムニーのブランドを訴求し、日本ではバリエーション展開を訴求する方針のようだ。

《高木啓》

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